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そろそろガリ勉のカッコよさに気づこう

 周りが勉強していないときに「自分だけ勉強する」「周りに合わせて勉強していないふりをする」さあ、あなたならどっちを選ぶでしょうか。周りが勉強していない時に自分だけ勉強すると浮いてしまうという話をときどき耳にしてきました。高1、高2の生徒さんは意外に時間的余裕があるので時間を無駄にしてしまうことがあるようです。周りが勉強していない時に学校ではまったく勉強しないふりをして塾や家でがむしゃらに勉強する人がたまにいるんですけど、受験期になると「もうカッコつけている時間ないんでどこででも勉強します」という風になるのです。周りが勉強していないときに「差をつけるチャンス」と思える人は当然「できる人」です。今ではもうあまりガリ勉なんて言わないのかもしれませんけど(昭和か)、なりふり構わず勉強した方がかっこいいです。そもそも、周りが誰も勉強しないという環境はかなり「痛い」と思った方がいいと思います。なぜならば、できない人と勉強すると作業効率が落ちるからです。

つらいことを我慢することが努力なのではない

 でも、つらいことは続けられませんよね。ならどうすればいいでしょう。楽しく勉強すればいいのです。私の母が誤解していたことには、学習塾に行って「楽しかった」というと、どんなに成績が伸びてもどんなに勉強しても「塾で遊んでいる。塾はやめなさい」と言われていました。勉強は苦しみながらすることではありません。むしろ楽しんでやらないと続けられません。しかし、勉強は勉強なので遊びのように毎回楽しんでできることではありませんよね。難しい勉強でも、楽しくなる方法はあります。それは、早期に成績を伸ばしてトップを経験することです。全教科がどれもトップから遠い場合、一番好きな科目一つに絞って伸ばした方がいいです。一日中勉強していられるような科目を時間をかけて集中的にやると成績は伸ばせるはずです。面白いゲームに共通する4つの項目の一つに「勝てること」とエリック・パーカーは著書の中で言っています。勝てない勝負はつまらないのです。だらだらやったふりをしてもいつまでも勝てません。範囲が狭いうちに勝てるゲームにしておいた方がいいです。そうこう言っている間に、受験を迎えますから。3年生になった頃にはかっこ悪いなどといっていられなくなって結果的に、時間的に間に合わなくなりかねません。

 

ガリ勉は得をする

 なぜ誰も勉強していない時に勉強すると得をするのか。目立つじゃないかと思われるかもしれません。でもそれがいいのです。目立つから、生徒の間でも目立ちますし、先生の間でも評判になります。成績が伸びなかったらかっこ悪いでしょうか。逆に、成績が伸びなかったら助けを借りやすいのです。友達が「あれだけ勉強しているのにできないやつ」なんて、笑うでしょうか。もしそうならそんな友達は友達ではありません。親友も先生も、一所懸命な人には手助けをしてくれるものです。勉強する人がそばにいてくれると、周りが変わります。周りも勉強する雰囲気に変わるのです。是非、そうやって自分から雰囲気を変えていってください。

まとめ

 人前で勉強する人はかっこいい。得意科目からやり始める方が挫折が少ないです。目立つほど勉強すると周りが変わります。そして先生にも好かれますし、助けてくれます。そうやって勉強を続けると、そのうち成績はあがるのです。勝てない勝負は勝つまでやればいいと思うよ。