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ホームステイの君たちに贈る暇つぶしネタ・その2

今回も、ホームステイ時の暇つぶしネタについて書いていこうと思います。暇つぶしというか、「食事が口に合わなかったとき、どう伝えるか」ということは、毎日のことなのでわりと深刻です。英語での表現のストックがなければ、(もちろん調べることもできますが)ホストファミリーに失礼なく、自分の好みや苦手な食べ物を伝えることが大切です。

食事が合わないときの伝え方

まずは、やりがちなダイレクト過ぎるNG表現を見ていきましょう。

NGな伝え方
“I don’t like this.”「これは嫌い」コメディ『リトルブリテン』みたいです。
“This is disgusting.”「気持ち悪い」ダメージ与えすぎ。痛恨の一撃。

OKな伝え方
“I appreciate the meal, but I’m not used to this taste.”
(「作ってくれてありがとう。でもこの味には慣れていなくて…」)
“This is a little too (spicy/salty/sweet) for me.”
(「これはちょっと(辛すぎる/しょっぱい/甘すぎる)かも」)
“I have a bit of trouble eating this, but I’d love to try something else!”
(「これを食べるのは少し大変だけど、ほかのものを試したいな!」)

アレルギーや宗教上の理由がある場合
“I can’t eat (pork/dairy/seafood) due to my (religion/allergy).”
(「宗教/アレルギーの関係で(豚肉/乳製品/シーフード)が食べられません」)
“Do you have anything without (ingredient)?”
(「(○○)が入っていないものはありますか?」)

 日本食を作ってあげるのもアリ

最近は日本食ブームなので、逆に自分が料理をふるまってみるのもいいかもしれません。簡単にできて、海外の人に喜ばれるものを選ぶと◎(いつでも作れるように休日にごはんの炊き方とか、カレーの作り方なども練習しておくことをおすすめします)。

おすすめの日本食
おにぎり(ツナマヨは外国人でも食べやすい)
カレーライス(辛さを控えめにした方が無難)
だし巻き卵(甘めがいいかも)
味噌汁(すまし汁はあまり好まれないけど、味噌汁は好きな人が多いと思う)

料理の提案時の英語フレーズ
“Would you like to try some Japanese food? I can cook something simple.”
(「日本食を試してみませんか?簡単なものなら作れます」)
“In Japan, we often eat this at home.”
(「日本では、これをよく家庭で食べます」)

ホームステイ先での食事問題は、上手に伝えれば円満に解決できるし、逆に日本文化を紹介するチャンスにもなりますね

是非チャレンジしてほしいことを一つ提案

例えば、休日などにスーパーで買い物をする機会があると思うんです。日本から一緒にホームステイプログラムに参加したお友達やホストファミリーなどとね。ホストファミリーと一緒なら、現地で見慣れない食材を見つけてそれが何か(“What is this?”と)尋ねてみてください。見たことがない(“I have never seen this.”)と言ってもいいですね。そしたら、何か作ってくださるかもしれないし、ちょっと独特な味で好き嫌いの分かれるものだとしたら事前にやさしく言ってくれるかもしれません。そこで逆に口に合うかどうかわからないものを紹介されている場合の英語をご紹介しますね。

「口に合うかわからないけど、試してみる?」

“This is an acquired taste, but give it a try.”
(「これは慣れが必要な味だけど、試してみて」)
“Not everyone likes this, but you might”
(「みんなが好きなわけじゃないけど、あなたは気に入るかも」)
“You either love it or hate it.”
(「好きか嫌いか分かれる味だよ」)

 “Acquired taste” という表現は、最初は苦手でも慣れると好きになるような味に使われます。(例:納豆、ブルーチーズなど)

「ちょっとクセがあるけど、挑戦してみる?」

“It’s a bit of a strong flavor, but worth trying.”
(「ちょっと強い味だけど、試してみる価値はあるよ」)
“This has a unique taste. Let me know what you think.”
(「これは独特な味だよ。どう思うか教えて」)
“It might be an unusual taste for you, but it’s a classic here.”
(「あなたには珍しい味かもしれないけど、ここでは定番だよ」)

「クセがある」というニュアンスで “strong flavor”, “unique taste”, “unusual taste” などを使います。

「無理しなくていいよ!」

“No pressure! Just take a tiny bite.”
(「無理しなくていいよ!ちょっとだけ試してみて」)
“If you don’t like it, no worries.”
(「気に入らなくても気にしないで」)
“It’s not for everyone, so don’t feel bad if you don’t like it.”
(「みんなが好きなわけじゃないから、苦手でも気にしなくて大丈夫」)

「試してみてほしいけど、無理しなくていいよ」という気遣いの表現ですね。

こういうフレーズを知っておくと、逆にホームステイ先で「あなたの口に合うかしら?」と言われたときに「この食べ物はチャレンジ枠だ」と察することができます。

では、楽しいホームステイライフを。エンジョイ~!!