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発音・アクセントを覚えよう

音・アクセントを軽視しない方がいい理由

 佐賀県では夏休み中に県下一斉模試があります。県下一斉模試は発音・アクセント問題があります。どうせ配点が低いから、面倒くさいからという理由でいつもなんとなく解いて、なんとなく間違ってしまっている人もいるのではないかと思います。しかし、一度覚えたら結構使えるし長く使える知識ですので、なるべく早期にマスターしておいた方がいいのです。その理由は、思いついただけでも3つあります。

 一つ目の理由は、音読するときに役に立つからです。前にも書いたのですけど、音読、音読という割に、音読に必要なスキルを身につける方法というのは意外に学校で習わないことなのではないかと思います。音を知らないのに読むというのもおかしな話ですよね。それに、リスニング力の向上にも役立ちます。

 二つ目の理由は、よく試験に出るからです。当然、出ない試験もあります。それでも1年間で一度も発音・アクセント問題が出されないということはないはずです。

 三つ目の理由は、長文で出た単語の読みがわかると意味がわかるということがあるかも知れないからです。

どうやって身につけるか

 単語を覚えるときに、一緒に覚えます。そして、試験の発音・アクセント問題で確認して覚えます。

 単語を覚えるときに覚えるにしても、発音記号が読めないという人は多いと思います。でも、記号自体はそんなにたくさんはありません。一度、時間をとって発音記号を覚えてしまうと発音記号を見ながら単語帳で繰り返し発音して覚えることができます。どうしても発音記号が覚えられない場合は、音源のある教材を使って音声を聴きながら単語と発音記号を見て覚えるのがいいと思います。

 さらに、そのインプットした単語を試験でアウトプットして、発音・アクセント問題に出やすいものを覚えておくのです。

 

こういうのも、あります。まとめて覚えるのもいいですよ!

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大学入試 関正生の英語の発音・アクセント プラチナルール
 

出やすいアクセント問題

 発音は、とりあえず読める人が多いのではないでしょうか。しかし、アクセントまでは考えて覚えていない、あるいは、間違って覚えてしまっているというケースが多いのではないでしょうか。なぜならば、日本語で説明するときに単語を正しいアクセントで発音すると、そこだけ英語っぽくなって浮いてしまうからなのか、カタカナ読みで説明している先生も多いと思います。でも、発音よりもアクセント問題の方が規則がわかりやすくて覚えやすいです。例えば、-ee, -oo型は、そのものの上にアクセントがあるという規則があります。guarantee, bambooなどがそうですね。そういう規則を覚えた後にいくつかある例外coffee, committeeなどの例外を覚えていきます。

 それから、試験を受けるうちに、よく出題されるものが何度も出てくることがあります。大抵、カタカナ語として日本語に定着してしまった英語が出たら、日本語になっているアクセントと違う場所にあるから出題されると考えます。カタカナ語のアクセントの場合、ほとんど伸ばす音、アルコール、エレベーター、パターンなど、伸ばすところにアクセントを置きます。英語ではその3つのすべてのアクセントが第一音節になりますので、ちょっと違和感があると思った人は意識して覚えていくといいですよ。言語学的にみれば、英語は第一音節にアクセントが行きがちらしく、あと数百年もすればアクセントが頭アクセントだらけになってアクセント問題が試験から消えるかもしれないらしいんですけど、数百年後にアクセント問題を解くことのない我々は残念ながら覚えていくほかないです。頑張ろう。

じゃ、いつ覚えるか

 今でしょ。←古いけど、いうてみました