評価される人になる

 将来、大人になって評価する側になる前に評価される側になるところから出発すると思います。いや、評価する側になったとしても、それでもまだ誰かに評価されたりダメ出しされたりしながら生きていくことになると思います。みんな、評価される以上、「安心して任せられる人」「信用できる人」と思われたいじゃないですか。では、大人はどのようなところを見ているのかというのをお話ししようと思います。大きく分けて外見的なことと、仕事の評価に分けると、外見的には「清潔感があること」仕事の評価に関しては「仕事が速いこと」が挙げられるんじゃないでしょうか。その二つを意識していると、大人になった時に、評価される人になると思います。

清潔感があるということ

 「外見がいいこと」は大事なんですけど、清潔感も大事です。残念ながら、外見がそこそこの人よりも美男美女の方が頭がよく性格もよいと判断されるということは科学的にも証明されています。それをハロー効果というんですけども。しかし、清潔感は外見がいいことの次に大事です。外見がいい人には勝てないのかといわれると、ちょっとわかりません。それは、「1ヶ月風呂に入っていない状態のジャニーズタレント」と「いい匂いのするブサイク芸人」のどちらをあなたが選ぶかということを思い浮かべていただくと、だいたい意見が割れるのではないかと私は思うのですが、いかがでしょうか。外見はある程度変えられるし、清潔感は気をつければいつでも変えられるので、若い頃から気をつけておくといいと思います。だらしない人は、特に気をつけて。

仕事が速い人は尊敬されるし、信用される

 そんな人に仕事を任せたいじゃないですか。すごく能力の高い人、頭の切れる人というのは、仕事が速いと思います。頭の回転が速いから、処理能力も高いわけですよ。ホリエモンさんは、メールを返すのがとても速いらしいです。ちなみに、一度私のブログで「NHKの徴収員さんに無理矢理フラメンコ・ギターを聴かせてその場で金を請求する」という勝手おじさんの話を書いていたのですが、その元大学教授も出身大学が確か京都大学でした。彼が言うには、「俺は夏休みの宿題は初日に終える派」だったそうなので、彼にとって夏休みの宿題など、初日に終わってしまうほど簡単なものだったのかもしれませんが、「すぐに取り掛かる人」というのは、概して仕事が速いし能力も高いという気がします。

 宿題をだらだら終えられない人も、是非頑張って早く取り掛かって早めに終える習慣をつけるといいですよ。逆に、初動の遅い人は評価を下げてしまう可能性があります。大人はわりとその辺を見ていますから、内申点が気になる人は提出物を早く出すところから始めよう。

こんなデータもあるらしい

 男女の先送り行動に関する研究で、男子生徒、女子生徒のデータを取ったとき、課題を期日までに終わらせるよう追跡調査を行なったら、女子はいつまでも先送りし、ぎりぎりになって最後の数日でやり終えるのに対し、男子はわりと早めに取り掛かって少しずつだらだらやって、最後に終わりきれないで終了、と。そのデータにはいろいろな反省があるなぁと思いますね。

まとめ

 清潔感と仕事の取り掛かりの早さは大事です。勉強もそうです。終わらないのもいけないけど、大抵の場合、能力差というより「間に合わない」ということで失敗する気がします。これは、自分にも言い聞かせていることです。なかなか難しいけれど、みんな頑張ろう。

 

お金が好きな女、金離れが進む若者?

 確かに、貧乏な人よりはお金持ちが好きなんでしょうけど、結論から言うと、すべての女性がお金持ちの男性を好む訳ではありません。普通に生活できれば問題ないと大抵の女性は思っているのではないでしょうか。

 先日、中学生が将来の職業について語っていたので、詳しくきいてみると、「稼げる職業がいい」とのことでした。目標や稼ぐ手段が明確でしっかりしているなぁと思いながら聞いておりましたが「もっと稼げる職業もあるのではないか」と言ったら、「あんまり稼ぐとお嫁さんが大変」というので、お嫁さんがどう大変なのか聞いてみました。どうやら「金目当ての女の人が近づいてくる」という心配をしていたようでした。男の子というのは、メディアの影響なのか「すべての女性は金持ちの男性が好き」だと思っているようです。

 「女は乞食か(笑)」

だから、私は言いました。「自分よりもっと稼いでる女の人を見つけて一緒に稼げばいいじゃない」と。

 とはいえ、「まあまあ稼いで、大金持ちにはなりたくない」という男の子が非常に多いような気がします。以前、高校生が、「長生きしたくない」「早く死なないと奥さんと子供に線路に置き去りにされる」と、ちょっと意味不明なことを言っていました。おそらく彼も女性が金目当てで結婚して、役目を果たすと夫を線路に置き去りにするということを想像していたようです。

 「それは殺人ですし、犯罪です」

 彼ら二人に共通するのは「女性は、金目当てで男性と付き合う」という誤った考えです。「紀州のドンファン事件」みたいに下品な(おっと、Sorry)お金の使い方でもしない限り、女性がお金目当てに寄ってくるということはないと思いますが。

若者のお金離れが進んでいるらしい

 BLOGOSというサイトに、若者のお金離れについて書かれた記事があって、ネットの影響でお金離れが進んでいるんだとか。ネットで「ちょこちょこ買い」をするので、欲求が満たされているというもの。それもどうなのか。確かにネットは便利だから、私もいっそアマ◯ンに住んでしまいたいと思うぐらいネット通販のヘビーユーザーなのですけど。それはちょっとどうかと私は思ったのです。それは、根本的に違う気がします。もし、もっと景気の良かったバブル期にすでにネット通販があったとしたら、ますます購買意欲が高まって、みんなネット以外でも散財していたのではないかということが想像できます。実際、中国の人の爆買いなんか、ネットがすでに普及してからのことでしょう。

結局、お金ないんじゃないのかという説が有力な気が…

 最近では、ミニマリストとかちょっと前ですと、コンマリさんのお片づけが流行ってました。収入を増やすか物を減らすかいずれかの選択を迫られると、どちらが現実的かということですね。結果、物を減らす方を取る、ということなんじゃないかと思います。コンマリさんは「ときめいたものを取っておく」と言っていますが、ミニマリストはときめいても捨てる派なんでしょうか。それはそれで潔いと思いますが、不便そうで私は真似できません。

 中学生は、さらに「タブレットが欲しいけど、貯金をするのが好きだから、あえて買いたいとは思わない」と言っていました。現実的というか、逆に物が豊かだからこそ、あまり物に執着がなくなってきているのかもしれませんね。

心配ご無用

 お金に群がってくる女性は、お金しか持っていない男性をターゲットにするので、お金以外を持っている人は大丈夫です。タブレットが欲しいんだったら買ってください。

 

ジョン万次郎英会話

 「掘った芋いじるな」で有名なジョン万次郎のカタカナ英語。知らない人のために説明すると、「掘った芋いじるな」とは、What time is it now?のこと。無理して聞けばそう聞こえなくもないレベル。私は、カタカナ英語を学ぶくらいなら、発音記号を覚えた方が早いと思っているので、英文にカタカナをふりたくないのですが、英会話の途中で(あるいは、音読中)外国人の先生に返せない生徒さんのために、隣で黒子のように何か書いて渡したい衝動にかられます。特に、中学生は文法も語彙もあまり学習していないので、見るもの聞くものが新しく、先生がどう発音されたのか聞き取れないし、繰り返せない。読めない、書けない、わからない、楽しくないという流れになってしまわないため、なんとか読みをどうにかしないとと日々考えているところです。

 そこで、最初はCould you repeat that again?をクッド・ユー・リピート・ザット・アゲイン?みたいに書こうかなと思っていたのですが、それを書いてしまうと、本当に昭和のおじいちゃん先生みたいなカタカナ発音をマスターしそうで、とりあえずは英文をそのまま書いてカナをふらないでおきました。しかし、それでは、すぐに忘れてしまう問題が勃発。こりゃいかんと思い、ジョン万次郎にたどり着きました。でも、掘った芋も厳密に言えば微妙な発音なので、カタカナで書ける範囲で限りなく英語に近くなるように書いてみようと思うに至りました。

 例えば「クッド・ユー・リピート・ザット・アゲイン?」なら「クジュー・ウィピーダラゲイン」とかですね。これも、ツッコミどころ満載すぎてどうかと思いますが、のろのろ「クッド・ユー…」みたいに発音するよりは、相手に退屈させないし通じやすくなるのではないかと思って書いてみました。

綴りを覚えるには、ローマ字!

 次に問題なのが「英語は読みと綴りが違うでしょう」問題。これは、ローマ字なら読めるというレベル、またはローマ字をまずは覚えようかというレベルの人に、ローマ字読みを徹底して、無理やりローマ字読みで綴りを覚えてもらい、正しい発音と両方覚えるという流れ。

 例えば、「モウンタイン」と「マウントゥン」ですね。両方覚えていくうちに、大抵の場合、こう書けばこういう読みになることが多いという規則がなんとなくわかってくるからです。

 そんな読み書きが果たしていいのかと自分でも思いますが、今のところ解決法が見当たりません。実際、日本語で凝り固まった考えや口の動きをいきなり「さあ英語でどうぞ」って言ってすぐに切り替わるとも思えません。今英語を喋らないと死んでしまうという絶体絶命の大ピンチに陥るようなことでもなければまず無理だと思います。

 そうやって、少しずつ慣れてだんだんスピードに乗って話がはずむようになるとカタカナが英語の発音になるのではないでしょうかね。

 もし、カタカナでも外国人に通じるレベルに持っていけたらカタカナでもまったく問題ないと思います。

 たまにいる、かなり激しくカタカナ発音なんだけど、やたら流暢で世界で通用する英語を話す人。そこをまず目指すのもありだと思います。

 

眠くなったときの対策7選

 先週、生徒さんに「眠い時はどうしていますか」と聞かれました。私は即座に「寝る」と答えました。結局、眠気は寝ないと根本的に解消しませんし、Sleep Debt(睡眠負債)という言葉もあるように、睡眠不足は負債として溜まっていくと言われています。睡眠の質を上げたり、上手に疲れを取り除くことは大事ですが、ちょっとした眠気覚ましにどのようなことをすればいいのかを調べてみました。ネットの情報で恐縮。

その① やはり「寝る」

その② カフェインを摂る

その③ 昼寝をする

その④ 立つ

その⑤ ツボを押す

その⑥ 強い光を浴びる

その⑦ 眠気に効くアロマを嗅ぐ

などがあります。

その① やはり「寝る」

 「寝る」といっても、睡眠の質を上げると言った方がいいかもしれません。身体に合った枕と睡眠サイクルを自分なりに見つけるのが一番でしょう。一般に、ロングスリーパーやショートスリーパーがいると言われています。私はどちらかというとロングスリーパーに入りますね。ショートスリーパーの人から見れば、ロングスリーパーは「単なる甘え!」という風に見えるでしょうが、本当にロングスリーパーは甘えでも何でもなく寝ないと体力が持ちません。ただし、起きる時間は一定にした方がいいと言われています。

その②カフェインを摂る

 エナジードリンクが大流行した年に、生徒さんから「身体の小さい人は、エナジードリンクを3本飲むと死ぬらしいですよ。だから、今度飲んでみてください」と、殺す気満々で言われたことがありました。まず、「だから飲め」ってどういうことなんでしょう(笑)。あのね、健康な大人は普通エナジードリンク3本では、まず死にませんし、常識的にそんなに身体に悪そうなものを好き好んで一気に3本も飲みませんよ(いや、3本ぐらいならいるかもしれませんけどね)。ほどほどに。

その③昼寝をする

 昼寝はいいらしいです。15分ぐらいがちょうどいいとか、寝る前にコーヒーを飲むと15分ぐらいでカフェインが効いてくると言われています。眠いときは寝過ごしそうなので、15分のつもりが、そのまま寝てしまいそうで怖いんですけど。昼寝ではないんですけど、試験前日に、ちょっと仮眠をとるつもりが、本格的に寝入ってしまって気がつけばすでに9時過ぎていて、しまった!単位が…と思ったら夜の9時だったという経験があります。類似の話で、「遅刻だ!→日曜日だった」バージョンもあります。15分で起きるには、椅子で寝るぐらいがちょうどいいでしょう。

その④ 立つ

 眠くなったらとりあえず立ちましょう。立つと血流が改善するので、眠いけど仕事中寝てはいけないときに目立たないように立ったり座ったりを繰り返していた経験を思い出します。昔、昼の仕事と塾講師を掛け持ちしていたときですね。今より若かったからできましたが、もうやりたいとも思いませんし、効率もよくないです。家で暗記などをするときは、立って覚えるようにすると頭に入りやすい気がするのですが。

その⑤ツボを押す

 目頭、首のうしろのくぼみ、中指の爪の生え際のあたり、てのひらの中心を押してみる。たぶん、効かない(笑)。少なくとも、私には。

その⑥強い光を浴びる

 これは、朝目覚める時にもいいと言われていますよね。そして、夜スマホやPCのライトなどをみていると眠れなくなるとも言われます。ドラマの取調官も「お前がやったんだろう」といいながら顔にライトを浴びせます。確かにそれは効きます。でも、どうしても眠い時は光が当たっても寝るときは寝てしまいますね。

その⑦眠気に効くアロマを嗅ぐ

 ペパーミント、ローズマリー、レモン、ユーカリ、ハッカ、ジュニパーなんかがいいらしいです。スーッとしそうですね。いい香りなんでしょうけど、強い眠気に効くかどうかは疑問。

まとめ

 いろいろあるけど、やはり「寝る」以外にない。

 

失敗に学ぶことの重要性

 小さな塾の塾長さんは、いわゆる講師でもあり、経営者でもあります。今日は、経営者として失敗を学ぶことの重要性についてお話できたらと思います。

 塾長さんというのは、学習塾経営者という点では、物を売ったり飲食物を提供したりするお店のオーナーとあまり変わらない部分があるとも言えます。売っている物が、知識であったり、場の提供であったり、学習管理であったりという違いはあれど。意外に、経営者タイプというよりは子ども好きであったり、教えることが好きだったりということで塾を開く人が多い業界なのではないかとは思います。もちろん、そうではなくバリバリの経営者で、学習塾“も”経営しているという方もいらっしゃるでしょうが。

 私は、どちらかというとバリバリの経営者タイプではなく、ついうっかり塾を開いちゃったというクチです。それでも、開業前は失敗しないためにどのようにすべきかそれなりに考えて準備をしました。ちゃんと準備しないといけないという点は、受験にも通じるところがあるかも知れないです。

合格体験記より失敗した人に学べ

 受験生は、赤本の合格体験記を読んで心躍らせる時期があるのではないかと思います。それを見て励みにするのはいいと思います。これから経営者になろうとする人は、どちらかというと、どうやって成功するかよりも「どうやってリスクを回避するか」というのをとことん考えます。受験生との大きな違いは、失敗するとやり直しの難しさが受験生との比ではないということです。だから、とても慎重に失敗を学ぶのです。

経営はたいてい失敗する

 ずっとあるお店が当たり前と思っている人も多いと思いますが、10年続くお店はとても少なく、10年生存率は3割未満とも6%程度とも言われているので、失敗しないようにするというのを目標にするわけです。受験生は、失敗して莫大な借金を負うわけでもなければ、浪人して受け直すチャンスもあるわけです。そういう点で、「失敗したら」ということを受験直前になるまでほとんど考えることがないと思いますが、結局出遅れると間に合わなくなってしまいます。現役合格を目指すなら、失敗した人がなぜ失敗したかを考えることも大事です。お店なんかだと、立地が大事だと言いますが、受験生は何が大事で、何で失敗するのか。その辺をよく考える必要はありますね。

大学受験も実はわりと失敗する

 そう、わりと失敗するのです。ただ、言わないだけ。成功と失敗の線引きが難しいのですが、「第一志望への現役合格」と仮定すると、かなりの確率で失敗します。体感でいうと、1割ぐらいが第一志望の大学に合格しているという感じです。ときどき、頑張ったら第一志望よりさらにワンランク上の大学に合格する人もいますが、かなり稀なケースです。高校受験は、ちょっと頑張ると合格することが多いのですが、それは学習しなければならない量の違いですね。でも、注意した方がいいのは、「その高校から一人も合格者がでないほどレベルの高い大学をめざす」場合、かなりしんどい思いをしますし、かなりの確率で受からない可能性が高いです。ある程度、高校で振り分けられるという意味で、高校受験でももちろん頑張っておく必要はあるわけですよね。失敗にはそれぞれ理由があります。学校の先生などに、どうしたら失敗しやすいのか尋ねてみるといろいろ教えてくれるのではないかな。

それでも、それぞれに合格なさってるじゃないの

 確かにね。いろんな大学に合格なさっているからいろんな大学が存在するわけですよ。しかし、彼等が全員第一志望に合格したのかというと「結果的によかったけど、第一志望の大学ではなかった」という人が多いはずです。

じゃあ、どうしろと

 勉強しろ。

 

 

英語は簡単じゃない

 速いから聞き取れないのか

「英語は速すぎてまったく聞き取れない」と、これは誰もが感じることだと思います。しかし、驚くなかれ日本語は世界で最も速い言語の一つであると言われています(この表現、英語っぽいですよね。私は、one of the most ~という表現が出てくると、最も速いのが複数あったらもはや最もではないではないかと思ってしまいますが)。それはさておき、最も速い言語は「日本語」と「スペイン語」と言われています。しかし、これは1秒あたりの音節数ですね。それはそうでしょう。スペイン語も日本語も、子音の後に母音が来ることが多い言語ですから。そこまでは、意外と知られていることなんですけど、この話には続きがあって、音節あたりの情報量を考えると伝える量はほぼ一緒という結果なんだそうです。

英語は、やはり聞き取りづらい

 これは、子音が多いからだと思います。聞きなれないからとか、リズムが抑揚がアクセントが脱落がリエゾンが…と、いろいろ言われますが、やはり母音を挟まないと聞き取りづらいです。韓国人が言っていましたけど、新しい言葉で、英語と日本語の両方が入ってきたら、日本語の方が聞き取りやすく発音しやすいから日本語の方を使ってしまうことが多いとのこと。それから、英語のネイティヴ同士でさえ、よく「sorry?」と言って聞き返しているのを目撃しました。さらに、ネイティヴの子どもたちというのは、聞き取ったまま発音してこれまた適当。自由過ぎて何をいっているのかわからない。終いには、おばあちゃんが通訳してくれてちっちゃい子が何を言っているのか説明してくれるという始末。でも、子どもが意味不明のことを言って、身内のごく限られた人だけが理解するっていうのは、万国共通ではあります。しかし、なんだかんだ言って英語は、もともと聞き取りづらいんですよ。そう思いません?

英語は、簡単だから普及したのではない

 意外に誤解されているんですけど、英語は簡単だから普及したわけではなく、言語学的には政治力のある国の言語が普及すると言われています。騙されちゃあいかんよ。難しいよ。ヨーロッパ人なんて、外見が似てるからといってみんな英語が話せると思ったら大間違いです。そんなに流暢に話せるわけではないんですよ。ドイツ語圏の人などは、かなり上手に話せますけどね。

 実際、イギリスは産業革命まで二等国だったので、英語自体そんなに重要な言語ではなかったのです。では、産業革命の前ごろは、どこの言語がヨーロッパで強かったかというとフランス語です。みんなその当時のヨーロッパ人のインテリ層はこぞってフランス語を勉強していたのですよ。

 では、これから中国が伸びていったら中国語が主流になるかどうかというと、その可能性はあります。実際、英語が国際的に共通語でありつづけられるのかというトピックをBBCのサイトで扱っていました。

では、発音しやすければ学びやすいのか

 実際、イタリア語を学んでみて「すぐ読める言語だ」と思いました。基本ローマ字読みですし、例外はあるものの、規則を覚えれば読むだけならすぐに読めるようになります。しかし、いわゆる男性名詞女性名詞といった文法性があって、単数複数などもいちいち面倒臭い。日本語は、敬語が難しいといいますが、よく考えるとそれ以上に漢字を覚えるのが大変。しかし、日本語の文法は意外とシンプルだなぁと思うのです。まあ、私がネイティヴだからそう感じるだけだとは思いますが。

まとめ

 英語は簡単じゃないよね。