引きこもりを外に出そうとする愚

 児童生徒のひきこもりについて調べてみようかと思っていたら、ネット上では中高年の引きこもりが深刻だという内容で溢れていました。もう30年も引きこもっている人もいれば、年を取ってから引きこもった人もいらっしゃるようです。「趣味では外出する」という、「それは全然引きこもってないと思うよ」というレベルまであって、引きこもりの線引きも難しい気がします。疑問に思ったのは、「引きこもりをどうやって社会復帰させるか」という考え方を調査している内閣府が押し付けている感じがするところですね。引きこもって働けない人たちを無理矢理外に引っ張り出そうという考え方そのものがもう古くなってきているのではないかと私は思うのですが。

 学校にせよ職場にせよ、外向きの性格でなかったり、ちょっと他人と違う外見や考え方を持っていたら不利であることに違いありません。不利な場所で戦うのは、本人にとって何の得にもなりません。搾取する側、人を牛耳る側は引きこもっている人が外に出た方が都合がいいのでしょうけど。もう、その考え方も機械が活躍する時代になれば終焉を迎えるかもしれませんね。「戦い方を間違うな」ということでしょう。

 引きこもりは個性なのではないかと思うのですよ。外交的な人と内向的な人がいて、内向的な人はあまり外に出たがらなかったり、外に出たら傷つけられてひたすら我慢したり。たまたま、外で働くのが苦手なだけ。合わせるのが苦手なだけ。ただ、それだけなんじゃないかと。

引きこもっても稼げる術を

 今は、インターネットも発達していて何かひとつ抜きん出ている能力があれば、それを武器にネットを使って稼ぐこともできるのではないかと思います。技術と材料があれば、家から一歩も出ずに物を作ることもできるし、インターネット経由で売りさばくことも簡単にできます。ノウハウを学ぶことも書籍を買うことも借りることも容易にできるのではないでしょうか。引きこもりの人たちというのは、もともと社会に出て働いて我慢して疲れ果てた結果引きこもっているのに、また疲れる場所に引っ張り出すのが果たしていいのでしょうか。外に出て外で働くのが絶対いいのだと誰が決めたのでしょう。マルクスは資本主義を「働くものは儲からず、儲かるものは働かない」といいました。資本主義が『競争』を基本原則としている以上、強者と弱者に別れていきます。弱者は強者と戦うから弱者であって、強みを生かせる別の場所で戦う必要があるのではないかと思うのです。集団の中にあって負け続ける人は発想を変えて勝てる場所にさっさと移った方が健全なんじゃないでしょうかね。

学生である間に自分の売りになるものを身につけよう

 結果的に、稼げるようになるには、一日中夢中になれるものを見つけることが大事です。別に、夢みたいなことを言っているのではありません。今は大抵のものは安く手に入る世の中になりましたし、ちょっとのことでは人は満足しなくなりました。だからこそ、自分にしかできない何かを見つけて才能を伸ばしていく必要があるのです。好きなことと得意なことが一致すればいいのですが、なかなか好きなことでも上手に出来ない場合があります。そんな時は、好きなことよりまずは得意なことを仕事にした方がいいのです。嫌いではない得意な分野で稼ぎ、好きなことを他人より長期間続けることによって好きなことで稼げるようになったらいいのではないのかな。弱点を克服しようとして、時間ばかり無駄に使って得意なことまでダメにしないことが、これからの時代必要なんだと思いますよ。

まとめ

 引きこもりは家で楽しくスキルを磨く。それでいいと思うよ。

 

 

そろそろガリ勉のカッコよさに気づこう

 周りが勉強していないときに「自分だけ勉強する」「周りに合わせて勉強していないふりをする」さあ、あなたならどっちを選ぶでしょうか。周りが勉強していない時に自分だけ勉強すると浮いてしまうという話をときどき耳にしてきました。高1、高2の生徒さんは意外に時間的余裕があるので時間を無駄にしてしまうことがあるようです。周りが勉強していない時に学校ではまったく勉強しないふりをして塾や家でがむしゃらに勉強する人がたまにいるんですけど、受験期になると「もうカッコつけている時間ないんでどこででも勉強します」という風になるのです。周りが勉強していないときに「差をつけるチャンス」と思える人は当然「できる人」です。今ではもうあまりガリ勉なんて言わないのかもしれませんけど(昭和か)、なりふり構わず勉強した方がかっこいいです。そもそも、周りが誰も勉強しないという環境はかなり「痛い」と思った方がいいと思います。なぜならば、できない人と勉強すると作業効率が落ちるからです。

つらいことを我慢することが努力なのではない

 でも、つらいことは続けられませんよね。ならどうすればいいでしょう。楽しく勉強すればいいのです。私の母が誤解していたことには、学習塾に行って「楽しかった」というと、どんなに成績が伸びてもどんなに勉強しても「塾で遊んでいる。塾はやめなさい」と言われていました。勉強は苦しみながらすることではありません。むしろ楽しんでやらないと続けられません。しかし、勉強は勉強なので遊びのように毎回楽しんでできることではありませんよね。難しい勉強でも、楽しくなる方法はあります。それは、早期に成績を伸ばしてトップを経験することです。全教科がどれもトップから遠い場合、一番好きな科目一つに絞って伸ばした方がいいです。一日中勉強していられるような科目を時間をかけて集中的にやると成績は伸ばせるはずです。面白いゲームに共通する4つの項目の一つに「勝てること」とエリック・パーカーは著書の中で言っています。勝てない勝負はつまらないのです。だらだらやったふりをしてもいつまでも勝てません。範囲が狭いうちに勝てるゲームにしておいた方がいいです。そうこう言っている間に、受験を迎えますから。3年生になった頃にはかっこ悪いなどといっていられなくなって結果的に、時間的に間に合わなくなりかねません。

 

ガリ勉は得をする

 なぜ誰も勉強していない時に勉強すると得をするのか。目立つじゃないかと思われるかもしれません。でもそれがいいのです。目立つから、生徒の間でも目立ちますし、先生の間でも評判になります。成績が伸びなかったらかっこ悪いでしょうか。逆に、成績が伸びなかったら助けを借りやすいのです。友達が「あれだけ勉強しているのにできないやつ」なんて、笑うでしょうか。もしそうならそんな友達は友達ではありません。親友も先生も、一所懸命な人には手助けをしてくれるものです。勉強する人がそばにいてくれると、周りが変わります。周りも勉強する雰囲気に変わるのです。是非、そうやって自分から雰囲気を変えていってください。

まとめ

 人前で勉強する人はかっこいい。得意科目からやり始める方が挫折が少ないです。目立つほど勉強すると周りが変わります。そして先生にも好かれますし、助けてくれます。そうやって勉強を続けると、そのうち成績はあがるのです。勝てない勝負は勝つまでやればいいと思うよ。

 

 

模試の使い方を考える

 もうすぐ佐賀県では第2回県下一斉模試があります。当塾でも模試の過去問を使って対策し、模試の解き直しをして次の模試に備える方法を考えます。どのようにして学習していけば模試を有効に活用できるでしょうか。学習方法に正解はありませんが、あくまで一例として軽く読んでいただければと思います。基本的にセンター対策などにも応用できますので参考にしていただければ幸いです。

準備編

 はじめに、友達をたくさん用意します(笑)。なるべくたくさんいた方がいいです。できれば友達の友達のそのまた友達あたりまで声をかけて県模試の過去問を持っている人が友達にいないか尋ねます。この時点でかなり友達の輪が広がりました(笑)。あとは、友達の情報収拾能力に期待しましょう。本人が持っていたらラッキーですが、とにかく誰かが「それなら塾でもらった」とか「兄弟がファイリングしていた」とか「その辺に落ちていた」とかいうまでひたすら尋ねます。そして、見つかったらその友達には親切にしてあげて感謝しながら慎んでコピーを取らせていただきましょう。

 次に、目標点を決めます。それから、模範解答の配点を大問1〜6まで書き出します。そこに、目標点から確実に得点できそうな大問、自信のない大問などを考慮しながら点数を割り振っていきます。ここで、自分の描いていた漠然とした目標が明確な点数としてイメージできるはずです。さらに、時間配分を割り振っていきます。ここで、大抵の模試では前半に発音アクセント、文法、会話のような流れが確認できると思います。そして、配点を見ると最後の方にある大問5、6の長文の配点がとても高いことに気がつくと思います。過去問を見て時間が足りなくなる可能性があると思ったら、大問5、6から本番は解いていきます。大丈夫そうなら、頭から解きましょう。発音アクセントから5、6に飛んでもかまいません。時間を計って解くとどこで時間がかかるのかが大体わかると思います。一通り解いてみて、思ったほど点数が取れていなかったらどこに問題があるのかを見て対策していきます。

テストが終わったら

 どこで間違ったかをもう一度見直し、解き直しをします。学校によっては解き直しをして提出しないといけないところもあると思います。提出が終わったら、自分の復習用、後輩、兄弟姉妹のために問題用紙の書き込みを消してコピーをとって保存します。発音アクセントや文法問題はとても似ていますので、復習用にはとてもいいと思います。それから、県模試の英作文は同じ文法を問うものが数年連続で出ていることがあるので、持っておくと誰かのために役に立つでしょう。

まとめ

 模試は、過去問を解いておくとおかないとでは、結果がまったく違ってきます。だから、なりふり構わず過去問を持っている人を探してみましょう。

 試験とは、

 「人脈!」

 

  頑張りましょう。

 

 

NHKにフラメンコ・ギター

 「NHKをぶっ壊す!」と言って物議を醸している「NHKから国民を守る党」党首、立花孝志氏ですが、最近ではまたマツコ・デラックス氏の「一体これから何をしてくれるかで判断しないと、今のままだと単なる気持ち悪い人たちだから」という発言に対し、マツコ氏の出演する放送局におしかけて出待ちをするという形で応戦しました。賛否両論ありますが、「NHKの受信料徴収」に関しては、納得いかないところも多く、それに関しては立花氏の意見は筋が通っていると思われます。しかし、マツコ氏の「これから何をしてくれるかで判断しないと」というのは忘れてはいけないことですね。「NHKのスクランブル化以外の政策」が見えないからです。宗教じみているというマツコ氏の発言も、その聴衆の扇動の仕方がまさに宗教のそれっぽいということなのでしょう。「自民党をぶっ壊す」と言って人気を集めた小泉純一郎元総理のいわゆる「郵政選挙」が思い出されます。良し悪しはともかく、今日はその話ではないんです。前振り長いけど。今日は、「N国党」と同じようなことを言っていた科学の先生がいらっしゃったなぁというのを思い出したので、先生はお元気かなぁと思ってこれを書いています。

毒舌教授

 もう退職なさった先生なのですけど、とても風変わりな先生が昔いらっしゃいました。当時はコンプライアンス的に自由な発言をしてもかなり許される時代だったので、過激な発言を自由気ままになさっていて、大学ですのでアンチは履修しないけど、それでも大変人気がありました。私は、面白かったので履修していたのですけどね。さんざん毒をお吐きになるので近寄りがたく、私が授業で聞いたことを面白おかしく伝えるのを履修していない友達は毎回聞くのを楽しみにするぐらいでした。先生はフラメンコ・ギターを習い始めたのだと言って研究室でギターを披露してくださったこともあったのですが、ギターのことを熱く語っていらっしゃった時のこと、「うちにNHKの受信料の徴収員が来たらカミさんが俺を呼びに来るんだ」という話をしていらっしゃいました。

NHKにフラメンコ・ギター

 それで、その先生はNHKの人が受信料を徴収に来るとなんだかんだ言って支払いを拒否していらっしゃったようなのです。ある日、いつものように奥様から呼ばれ、いつものように追い返すために、とにかく払わないの一点張り。さらに、頭の回転が速く、口が達者で毒舌の先生にまくし立てられた挙句、かわいそうな徴収員は先生のフラメンコ・ギターを聴かされる羽目に。

「せっかく来てくれたんだから、まあ聴いていってくれや」って(笑)。デロデロデロリー…カカンカーン(←ギターの縁を叩く)ですよ。もう、興味なかったら苦行以外の何物でもないですね(笑)。そして、気持ちよくギターを披露した後の先生の一言。

「おまえ、俺のギターを聴いたんだから、金払え」

さすがに、徴収に来た人もびっくりしたのではないかと思います。ときどき、徴収員さんの中にはとても横柄で不快な気分にさせる人もいますが、上には上がいるものです(笑)。

「お前らがやっていることはこういうことだ。勝手に電波流しといて金払えって。悔しかったらケーブルにしろ」と。

 こうして、その日はお引き取りいただいたということでした。NHKがやっていることは、先生いわくそういうことなのです。小中学生のみなさんには、わかりやすかったでしょうか。先生は、今もお元気でまだ毒を吐きながらギターを弾いていらっしゃるんでしょうかねぇ。

 本日は、教授と呼ばれる“勝手おじさん”のお話でした。

 

デュルケムの『自殺論』を易しい言葉で解説する

 デュルケムとは誰かといいますと、フランス第三共和政時代の社会学者のことです。デュルケムは『自殺論』で、その当時の社会問題になっていた自殺の問題に取り組んで、哲学から独立した学問として社会学という分野を学問領域として確立していきました。自殺の動機は人によって違いますが、デュルケムは統計をとって数値化し、自殺と社会の因果関係を客観的に分析したのです。そうして社会学的な視点と心理学、精神病理学的な視点とを区別しています。じゃ、デュルケムの『自殺論』はどういうものなのかを今日は書いていこうと思います。

『自殺論』はこういう本

 この本は、短いです。短いといっても本を読み慣れない人には短くもないかもしれませんが、この手の学術的な本にしては短い部類だと思います。この本の構成がどのようになっているかといいますと、

はじめに「自殺とは何か」ということを定義しています。

デュルケム的に、ざっくりいうと自殺とは「当人自身がした行為で結果的に死んで、しかも当人がその行為で結果的に死ぬんじゃないかと思っていた場合をすべて自殺」と定義しています。つまり、「これをやったら死ぬとわかっている行為をあえて自分でやって死んじゃった場合を自殺という」ということを言っています。

そして、本論を3つに分けて

1 「自殺の非社会的要因」

2 「自殺の社会的原因と社会的タイプ」

3 「社会現象一般としての自殺」

を分析しています。

1つ目。「非社会的要因」では、精神病的な状態、人種、遺伝、気候や季節などの環境要因などの社会的要因じゃないものは自殺と直接関係あるとはいえないことを言っています。

2つ目。「社会的原因と社会的タイプ」では自殺の類型を3つに分けています。

1「自己本位自殺」

2「集団本位的自殺」

3「アノミー的自殺」

「自己本位自殺」とは、社会が弱体化して個人主義がいきすぎた場合に増加する自殺のこと。例えば、プロテスタントはカトリックより社会の凝集性が低い、つまり拘束力のゆるい集団なので自殺率が高いという風に考えています。そして、自殺は女性より男性に多い。若年より老人に多い。農村より都市部に多い。既婚者より独身に多いということを実証しています。なるほど、これは現代の日本の統計データを見てもそのようになっています。プロテスタントとカトリックのデータは見てないけど。

次に、「自己本位自殺」に関して「宗教、家族、政治的な統合の強さに反比例して増減する」ということを言っています。

「集団本位的自殺」というのは自己犠牲や殉死のようなものを指します。近現代でいうと、軍人などですね。軍人の自殺率は一般市民より高いということ。

「アノミー的自殺」はアノミー状態で引き起こされた精神の不安定のために自殺することです。「アノミー」とは、社会による欲望の無規制状態。「法の不在」を意味するギリシャ後に由来する概念です。困窮状態はもちろん、繁栄している社会でも混乱期には道徳を与える社会が弱体化するから自殺が増加しやすいと考えています。デュルケムの統計によると好景気の時の方が不景気の時より自殺率が高くなるんですって。あとは、商工業者の方が農業従事者よりも自殺率が高い、と。

そして、最後に「社会現象一般としての自殺」では、自殺の増加抑止に同業組合制度と、男女平等参画などが自殺の緩和につながるということをいっています。

統計データを調べてみよう

 日本の自殺の統計は厚労省のサイトで見ることができます。日本で自殺が多かった時期を調べると、「戦後」「プラザ合意後」「バブル崩壊頃」いずれも社会の混乱期なんですね。やはり社会が混乱すると自殺する人が増加します。それから、年金受給者の自殺が近年増加傾向にあるという統計もあります。年金受給者ということは、高齢者ということになりますね。でも、日本はもともと自殺者が多いですから、そういう点でアノミー状態が常態化しているんでしょう。

 若者の自殺が問題になっていますけど、14歳以下だと死因の第一位はガンです。それに、若者の自殺が割合として多いのは、「若者は病気で死ぬことが高齢者に比べれば少ない」ということもありますね。

 社会の自由研究は、図書館の資料やネット上で公開されている統計資料に基づいて客観的な視点で書いていきましょう。社会問題に関する本を読んで自分が感じたことを書けばそのまま読書感想文としても使えます。夏休みの最後に残りがちな自由研究や読書感想文はもう、書けているのでしょうかね。では、今日はこの辺で。

 

発音・アクセントを覚えよう

音・アクセントを軽視しない方がいい理由

 佐賀県では夏休み中に県下一斉模試があります。県下一斉模試は発音・アクセント問題があります。どうせ配点が低いから、面倒くさいからという理由でいつもなんとなく解いて、なんとなく間違ってしまっている人もいるのではないかと思います。しかし、一度覚えたら結構使えるし長く使える知識ですので、なるべく早期にマスターしておいた方がいいのです。その理由は、思いついただけでも3つあります。

 一つ目の理由は、音読するときに役に立つからです。前にも書いたのですけど、音読、音読という割に、音読に必要なスキルを身につける方法というのは意外に学校で習わないことなのではないかと思います。音を知らないのに読むというのもおかしな話ですよね。それに、リスニング力の向上にも役立ちます。

 二つ目の理由は、よく試験に出るからです。当然、出ない試験もあります。それでも1年間で一度も発音・アクセント問題が出されないということはないはずです。

 三つ目の理由は、長文で出た単語の読みがわかると意味がわかるということがあるかも知れないからです。

どうやって身につけるか

 単語を覚えるときに、一緒に覚えます。そして、試験の発音・アクセント問題で確認して覚えます。

 単語を覚えるときに覚えるにしても、発音記号が読めないという人は多いと思います。でも、記号自体はそんなにたくさんはありません。一度、時間をとって発音記号を覚えてしまうと発音記号を見ながら単語帳で繰り返し発音して覚えることができます。どうしても発音記号が覚えられない場合は、音源のある教材を使って音声を聴きながら単語と発音記号を見て覚えるのがいいと思います。

 さらに、そのインプットした単語を試験でアウトプットして、発音・アクセント問題に出やすいものを覚えておくのです。

 

こういうのも、あります。まとめて覚えるのもいいですよ!

↓↓↓↓


大学入試 関正生の英語の発音・アクセント プラチナルール
 

出やすいアクセント問題

 発音は、とりあえず読める人が多いのではないでしょうか。しかし、アクセントまでは考えて覚えていない、あるいは、間違って覚えてしまっているというケースが多いのではないでしょうか。なぜならば、日本語で説明するときに単語を正しいアクセントで発音すると、そこだけ英語っぽくなって浮いてしまうからなのか、カタカナ読みで説明している先生も多いと思います。でも、発音よりもアクセント問題の方が規則がわかりやすくて覚えやすいです。例えば、-ee, -oo型は、そのものの上にアクセントがあるという規則があります。guarantee, bambooなどがそうですね。そういう規則を覚えた後にいくつかある例外coffee, committeeなどの例外を覚えていきます。

 それから、試験を受けるうちに、よく出題されるものが何度も出てくることがあります。大抵、カタカナ語として日本語に定着してしまった英語が出たら、日本語になっているアクセントと違う場所にあるから出題されると考えます。カタカナ語のアクセントの場合、ほとんど伸ばす音、アルコール、エレベーター、パターンなど、伸ばすところにアクセントを置きます。英語ではその3つのすべてのアクセントが第一音節になりますので、ちょっと違和感があると思った人は意識して覚えていくといいですよ。言語学的にみれば、英語は第一音節にアクセントが行きがちらしく、あと数百年もすればアクセントが頭アクセントだらけになってアクセント問題が試験から消えるかもしれないらしいんですけど、数百年後にアクセント問題を解くことのない我々は残念ながら覚えていくほかないです。頑張ろう。

じゃ、いつ覚えるか

 今でしょ。←古いけど、いうてみました

 

本気のニートについて考える

 起業準備中の友人が「(自営業を)本気でやらないと無職と変わらん」という話をしていて、ぼんやりと考えたことをつらつらと書いてみます。ご本人は、自分が本気でやるのだとおっしゃっていたのですが、個人経営の学習塾を立ち上げたばかりの私には耳の痛い話といいますか、「お前は本気で仕事しているのか」と言われているようで、まだ努力が足りないといえば足りない気がしてなんだか叱られた気がしました。しかし「本気でやる」という抽象的な表現をどのように解釈していいのかわからなかったので、それに関して私には特になにも返す言葉がありませんでした。最近の私は「本気でやる」という抽象的なことをなるべく言わないようにしているからです。本気の無職っていないのかな?とか、ちょっと引っかかりどころもあり…。とはいえ、友人はとても親切で努力家であり、友達も多くいわゆる「いい人」なのです。だから、まったく批判的な感情でこれを書いていることではないことだけは断っておきたいと思います。

本気でやることという言葉はときどき人を混乱させる

 私は過去に、つい「本気でやってください」みたいなことを言って生徒を怒らせてしまい、確かによくなかったなと反省したことがありました。とても優秀な生徒さんだったのに。今ではできるだけ「何ページから何ページまでをいつまでにやってください」とか、「ここを覚えてください。試験に出やすいから」という言い方をするようにしました。「本気でやれよ」と言うのは簡単だけど、最近サボりがちな人でもそれなりに本気で悩みながらも何をしていいのかわからない人が多いのではないかと思うようになりました。我々は当たり前のように、何度も説明をしたのだからわからないとか覚えられないというのは甘えなのではないかと思ってしまいますが、意外に「わかったり」「覚えたり」するにはその前段階の知識が必要で、その知識が不足しているとかなりしんどい思いをするし、時間もかかるし、そもそもそんな苦行を続けていけるほど人間は強くできていないのです。

フリーターはニートよりも就業しているだけましという考え方は危険

 私は、非正規雇用で働いていた経験が長く、「就業しているだけまし」と思っていました。つい最近まで。しかし、よく考えるとニートにもいろいろあって、海外なんかに行くと、家が裕福で海外を転々と語学留学したり旅行に行ったりしている人たちもいらっしゃるのです。語学留学は就学しているのでニートとも違うのですけど一応無職といえば無職。それを、就業はしているけど非正規でほとんど対価に見合わない労働をしている人と比べるのも何か違う気がします。非正規でも、スキルを蓄積できる雇用ならいいのですが、誰にでもできる仕事を朝から晩まで繰り返しているだけなら思考停止のような気さえします。無策のフリーターより本気で将来を考えるニートの方がいいのではなかろうかと。

情弱になってはいけない

 我々はなぜ学ぶのか。学び方を学ぶ。そして考える。身体を使って日銭を稼ぐことより、頭を使えるようにならなければならない。知識や情報があれば、搾取されたり騙されたり操作されることが少なくなるはずなのです。最近、炎上していたレペゼン地球のDJ社長が、随分前ですが経営に関する長い動画を上げていらっしゃいます。「頑張る方向性を間違ってはいけない。遠くに行くのに一所懸命自転車を漕ぐくらいなら原付の免許を取りに行った方がいい」と。その話をしている動画は若い人たちにも経営というのがどういうことなのか、少しわかる動画だと思います。集客の難しさや人脈の大切さを面白おかしく語っている真面目な動画です。基本的に会社を経営するということは、支払いを先にしてより多くの利益を回収するというシステムなのです。

まとめ

 本気のニートは汗だくで自転車を漕がない。原付の免許を取っている時点で少なくともニートの枠組みから外れるのかもしれないけれど。

 

合格者の行動から学ぶべきこと

 合格者の性格はさまざまですが、行動はかなり似ている部分があります。それは、アスリートのように量をこなしていることです。そして、感情に振り回されないでひたむきに学習しています。学習習慣があり、あまり勉強が苦にならない。計画性があり、目標も明確です。我々は彼らに学び、「できる人」になるべきだと思います。まだ社会にでるまでは、楽しく過ごしたいという気持ちも理解できますが、大人になった人間から見れば、「ある程度勉強しておかないと人生はかなり早期に決着がついてしまう可能性が高い」と、若者にご忠告申し上げたいのです。それを聞くと、「冴えない人生を送っている大人の愚痴」とか「マウントとりたがり老害の単なる説教」にしか聞こえないかもしれないのですが。あえて言いますと、「若いうちに学ぶべき」であり「若いうちに打ち込めるものを見つけるべき」です。部活が将来必要なら一所懸命やるべき。でも、部活を理由に勉強しないのなら部活はやめるべき。部活でしか学べないことがチームワークだというのなら、それは社会に出ても十分学ぶことができるといいたいです。

とにかく量をこなす

 長時間机に向かっていても疲れないために体力が必要であるのは間違いありません。そして、それを才能と言ってしまえばある意味それも一つの才能であると言えなくもないですが、大抵、その我慢強さは鍛えて伸ばせるものであると思います。我慢強さは必要です。有名な心理学の実験で「マシュマロテスト」というのがありますが、慣れるまでひたすら我慢することです。もし、結果に結びつかなくても、「我慢強さ」は将来大きな財産になるからです。物事がうまくいくためには継続していかなければならないからです。結果を出すためには、続けていくことです。いつまで続ければいいかというと、結果を出すまでです。できる人は、「これとこれ、どっちをやりますか?」と聞くと「両方やります」と言いますね。貪欲です。とにかく時間を作って確実にやってくる。頭が下がります。自分には時間がないし、彼らはきっと頭がいいからそんなにできるんだと思われるかもしれませんが、私が見た限り理解力などにできる人とそうでない人の差はそんなに大きな開きがないのですが、学習量の差はそれにかけている時間に違いがあることに気づきました。強いて言えば体力に若干の差があるのかもしれませんが。余程天才でもない限り、その差は埋められません。凡人は黙って勉強した方がいいです。

感情に振り回されない

 辛いことがあっても、切り替えて何かに打ち込めるというのは強みです。あの人は切り替えが早いと思う人が成果を出せます。そういう点で、「ちょっと鈍い人」ぐらいの方が動揺せずずっと同じ作業や学習に集中して取り組めます。彼らにも、彼らなりに動揺したり悲しんだりということがあるのかもしれませんが、何があっても集中力が高いです。一度、泣きはらした顔で授業に来ていた生徒さんがいらっしゃいましたが、何か辛いことがあった日でも一度机に向かえば集中できるメンタルの強さに驚きました。しかし、心配事があって眠れなかったという人もいます。そういいながら授業中に寝るのは辻褄が合わない。なぜだ。なぜ、寝るのだ。意味がわからない。夜に寝てください。

計画的かつ目標が明確

 将来の夢が特になくてもいいと思いますが、将来なりたい職業に資格が必要であったりなんらかのスキルが必要である場合、早く決めておかなければつけない職業もあります。できる人は早い段階で「やりたい仕事」を決めていることが多く、その仕事につくまでにすべきことを逆算して計画的に学習を進めています。やりたい仕事のために行くべき大学を決め、行くべき大学に合格するために自分が今何をすべきかが明確なのです。

取れるテストで確実に満点を取る

 小テストを甘く見てはいけません。彼らは、小テストなどの範囲が決められているものは確実に満点を狙ってきます。単語テストなども、8割取ることを目標のようにしていると、大抵残りの2割覚えていないところが溜まっていきます。定期テストなどで問われるのは間違いやすいところなので、知らないところから出てしまうことが多いのではないでしょうか。入試本番で合格点の8割しか取れないということがないためにも、8割で満足する習慣をつけない方がいいと思います。

まとめ

 できる人は、勉強した人です。勉強ができなくても他のことに打ち込めるならそれをやればいいと思います。他のこととは「一日中やっても苦にならないこと」です。それを一日中やったらいいと思います。その道で一番になれる可能性が高いからです。プロ野球選手など、やっている人の人口に対して限られた人数しかプロになれない場合を除き、大抵の場合は一日中やって何十年も続けられたらプロになれます。10000時間の法則といわれますが、それぐらいで専門家になれるということなのです。勉強ができる人は、ずっとやり続けられることが勉強であって、それをやっているからできるのです。

 

イディオムと構文はどうやって学ぶ?

イディオムは英語がセンターのみならそこまでやる必要はない

 当然、イディオムも学習すべきです。しかし、単語もかなりあやしいならイディオムは捨ててもとりあえずセンターで大コケすることはないでしょう。特に、「スクランブル」や「ネクストステージ」等の問題集にはイディオムも入っています。1冊こなせば、特別に英熟語帳を買う必要はありません。難関大学を目指す生徒で、まだ時間的に余裕があるなら熟語帳を購入するのもいいかも知れません。しかし、熟語帳を買わなくても難関大学に合格した人はかなりいます。覚えなかったのではなく、手持ちの問題集に載っているものを覚えたらそれで十分だったということです。「ネクストステージ」等の問題集でどの程度収録されている語数が「熟語帳」と被っているのかを調べたことがないので、いずれ調べてみてみなさんにご報告しようと思います。「熟語帳」のレイアウトも好みがありますので、一番覚えられそうなものを手に取ってから購入してください。それから、熟語や慣用表現はでてきたときにその都度覚えるようにしたほうがいいです。何が熟語を覚えにくくしているかというと、「似た表現がたくさんある」ということが挙げられます。問題集形式になっていると似た表現の中から四択で選ぶものなどもあるので、チェックするには問題集で確認しながら覚えるのもいいと思います。例えば、

keep up with ~ 「~に遅れずについていく」

catch up with~ 「~に追いつく」

come up with~ 「~を思いつく」

put up with~  「~を我慢する」

はよく似ていますが、まず上の二つは離れて歩いている人の間隔を「キープしている」イメージと「キャッチして(捉えて)いる」イメージを頭の中に浮かべるといいと思います。間隔をキープできるということは遅れずについていっているイメージです。それから、前の人を捉えてしまったイメージは、追いついたイメージですね。「カムアップ」は何か名案が「浮かび上がってくる」イメージなので「思いつく」の意味です。「プットアップ」は、イメージしにくいですよね。そこで、オンラインの語源辞典https://www.etymonline.com のput の項目によると、ポケットにしまい込むというところから「感情をポケットにしまい込む」イメージで「我慢する」というイディオムになっているように書かれています。語源から覚えると忘れないですね。ただ腕力で覚えるのは難しく、忘れてしまいがちなので、工夫してイメージしながら覚えましょう。そうは言っても、なかなかそんな時間は取れないと思います。しかし、与えられた時間を有効に使ってなんとか覚えてくださいませ。覚えるプロセスは、この際どうでもいい。とにかく覚えた者勝ちです。←結局そうなる


スクランブル英文法・語法 4th Edition


Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

構文のお勧めテキスト

 構文は、文法ですでに学んだよく使う表現の類をまとめたものなのですけど、これはよく使う表現でなおかつ読みにくいパターンのものです。よく、長文中で下線部和訳になっている難解な文章に含まれていたりします。短いものを集めた構文集を学校から配られたり、これも「ネクストステージ」のような問題集にまとめた項目がありますが、実践的に、和訳の訓練をするなら、「入門英文解釈の技術70」「基礎英文解釈の技術100」「英文解釈の技術100」「ポレポレ英文読解プロセス50」「英文読解の透視図」などがあります。昔からある「英文解釈教室」のシリーズもありますが、後発のものがとっつきやすいので、レベルにあったものをやってみてください。この中では「基礎英文解釈の技術100」と「ポレポレ」が標準より少しレベル高めで解きやすくお勧めです。構文の和訳は、精読の訓練になります。これらのテキストをきちんとやっておくと、記述に強くなるはずです。何がいいかって、これらをやると難解な和訳も楽しくなってくることです。難しすぎると感じたら、単語と文法をもう一度見直してレベルにあったものを解いていくといいですよ。おすすめです。


入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)


基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)


英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)


ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式


英文読解の透視図

高校英語を市販テキストで学習するには

1冊を使いこなせ!

市販テキストを使いこなせれば塾はいらない

塾に通っている人も、通っていない人もいらっしゃると思います。通っても通わなくてもきちんと学習すれば問題ないわけで、塾と家庭学習の差はほとんどありません。強いて言えば、塾用テキストは塾に通わなければ自由に買うことができないことぐらいでしょうか。しかし、最近、塾用テキストはどこからでも入手できるようになっていますから、ほぼ差はないと言っていいでしょう。では、市販テキストをどの順番で学習していくのかをみていきましょう。

何度も言うけど、まずは単語だ

「また言うか」などと言ってはいかんです。何度でもいいます。最初に単語を覚えるのです。お勧めの単語帳は、『ターゲット1900』『システム英単語』『leap』『鉄壁』などですが、その中で好きなものを選ぶというのがいいと思います。単語帳は是非手に取ってみてみることですね。この中のものより、もっと相性がいい単語帳があればそれを使うといいと思います。「使い込んだら結局どれでもいい」のです。

 その後、1冊終えたら、『鉄壁』は一冊でもいいという人もいますし、ちょっと使い方が違いますので、それは置いておいて、難関大学を受ける生徒さんはさらにもう一冊分野別単語帳の『リンガメタリカ』などをやっておかれるのをお勧めします。英検準1級を受験される場合は『パス単』を覚えるようにした方がいいです。「単語帳は2/3ぐらい覚えればいいでしょう」と言っている人をよく見かけますが、それは受験する大学の難易度にもよりますし、その人の読解力にもよります。国語力が高くて論理的思考ができる人ならある程度の未知語をカバーして読めると思います。ただ楽をしたいだけなら、一語でも多く覚えた方がいいと思いますよ。

単語を覚えるのと並行して学習する文法問題集

 当然、文法書は持っていることが前提なのですが、大抵学校で渡されますのでそれを使いましょう。インプットのないところにアウトプットはありません。時間の無駄。まずは、単元別にインプットをして、アウトプットしながら進みましょう。文法問題集は、

「スクランブル」

「パワーステージ」

「アップグレード」

「ヴィンテージ」

「全解説頻出英文法・語法問題1000」

「即戦ゼミ3(いわゆる英頻というやつですね)」

など、学校では2年生から使い始めるところが多いですが、1年生でも使っていきましょう。1冊あれば十分です。というより、あれこれ手を出してどれもやらないのが一番いけない。テキストのコレクターにならないで。それから、即戦ゼミは単元別ではないですし、レベルも高いので、学年が上がってから使った方がいいと思います。

長文問題集

 レベル別になっているもの、文構造がわかるもの、CDが付いているものがお勧めです。シリーズ別になっていて

「英語長文ハイパートレーニング」

「レベル別問題集英語長文」

「イチから鍛える英語長文」

「英語長文ポラリス」

「やっておきたい英語長文」これはCDがついていませんが良書

などがあります。他にも、ありますが代表的なものを挙げてみました。

 構文は、文法問題集の中に重要構文を集めた項目があるので、あまり難易度の高い和訳を二次試験で要求されなければ、あえて手を出さないという手もあります。明日は、構文とイディオムについてです。

 わかっているとは思うけど、ここに挙げているものを全部買うことはお勧めしません。まずは、単語帳を一冊と文法問題集を一冊、完璧になるまで何度も繰り返しましょう。しつこいようですが、単語を覚えましょう。