イケメンとフツメンの境目をセンター英語8割に設定してみる

 私のまったくの個人的意見です。センターでとりあえず8割取れる生徒は、どんな外見でもイケメンに見えてくるものです。8割取れると「合格が近づいた」と思うからかも知れません。センターマークの問題集を高3で始める人はだいたい夏休みあたりからではないでしょうか。もともと英語が得意な人たちはセンター対策をしないことが多いです。しかし、部活などであまり学習に本腰を入れてこなかった生徒にとって、意外に悩みのタネになっているのがセンター英語ではないでしょうか。まだ夏休みですし、時間はありますのでこれからでも間に合います。8割を超えると周りの評価も変わってきますし、合格可能性のある大学も増えます。私大のセンター利用や併用でも活かせます。なんといっても、カッコいいです。素敵です。自信を持っていいです。では、具体的な学習方法について書いていきます。

当たり前だけど単語を覚えること

 大問3から読解問題になります。読解問題が全体の約7割の点数を占めるのでまずすべきことは単語の暗記です。単語をほとんど知らない文章を無理矢理読もうとしても読めませんので時間はかかりますが最初に単語を覚えてから読解に取り組むのが大事です。単語を覚えずに読解問題をやると、読むたびに辞書を引かないといけないので非効率だからです。暗記が苦手でも繰り返し覚えるようにしていきます。繰り返しても覚えられない人は、繰り返した回数が概して少ないです。基礎が出来上がるまでは大問3から解いて大問1、2に戻ることをお勧めします。発音アクセントと文法問題は得意な人は頭から解いて行ってもいいと思いますが、時間をかければ解けるというレベルであれば、後まわしにすべきです。配点の高い大問6までまわらない可能性があるからです。

 英語が苦手という人はよく「何からやっていいかわからない」といいます。だから、単語の暗記をというのですが、「それは嫌」という答えが返ってきます。でも、それで合格できるほど、大学受験は甘くないです。

大問3の要約問題を最初にやっつける!最初は時間無制限で全部解く

 大問3の要約問題は、読解問題の基本なのでその問題が解けるようになるといいと思います。要約問題は、大問6とやることが同じだから。それができると大問6が解けます。大問6が解けるようになるともっと短くて易しい大問5も比較的簡単に解けるようになります。大問3の要約問題を最初は全問正解するつもりで意識して解きましょう。しかし、センター英語の問題は解きなれないと量が多くて圧倒されるかも知れませんが、黒本などを1冊解き終わる頃には慣れてきます。時間は無制限でいいのでなるべく1回分を最後まで解き切るのがいいと思います。少しずつ点数が上がると気分も上がるはずですから、頑張りましょう。

時間が足りるようになるまで、禁じ手の「塗り絵」戦略を…

 先ほど、時間が足りなくなるかも知れないので慣れるまでは大問3から解くと申し上げました。しかし、そうすると文法問題を解く時間が足りなくなる可能性が当然出てくるわけです。自分で練習問題を解く間は時間無制限で丁寧に解いて復習をすることが重要なのですが、模試で時間が足りなかった場合どうするかというと、大問3から解いて文法問題に割く時間が極端に少ないときは、四択問題はあらかじめ同じ番号を塗っておき、解きながら塗り替えていくようにします。こうすれば塗り残しはとりあえずなくなります。まったく時間がなくても確率的には4分の1で2問4点分ぐらいの正解にはなるはずです。そうやって、1点でも点を取っていくという姿勢は大事だと思います。もちろん、センター本番ではちゃんと解き切るように計画的に学習しないといけませんけど。最終的に苦戦するのは文法の中では、語句整序、読解の中では大問4という人が多いです。大問4は、出てくる単語が難しい場合が多いからだと思います。文法問題の中で配点の高い整序問題が苦手なら、河合の語句整序問題集が出ていますが基礎問題集と書いてあるわりに結構しんどい内容ですので、冬休みあたりに集中的にやってみるといいです。以上、英語が苦手な人向けのセンター対策の手順でした。

 

ペットボトルの水が意外に怪しい件『英検1級長文読解問題120』より

比較するとかなり高かったボトル入りのお水

 Chapter1-Dの問題です。…., and it costs anywhere from 250 to 10,000times the cost of tap water.とあります。今まであまり考えずに「とりあえず、炭酸水」と、水を飲んでいた私は水道水の250倍から1万倍もするお金を払って飲んでいたと思うともったいない気がします。佐賀市水道局の水は、基本料金が10立方メートル(10,000L)まで2,484円。つまり500mlで約0.25円となります。ということは、1本75円のペットボトルの水は水道水の300倍。自販機の1本120円の水だと480倍払うことになります。ボトルの代金は含みませんが、それでも高すぎます。そう考えると、普通の清涼飲料水なんかも原価は安いといいますから割高には違いありません。

ペットボトルの水の方がおいしいという誤解

 それでも、ペットボトルの水の方が美味しいから仕方ないと思ってしまっていましたが、じつはTaste tests reveal that the vast majority of us, even the most trained of us, can’t tell bottled from tap, and much bottled water is derived from municipal supplies in any case.と書いてあります。「訓練された人でも味の違いが見分けられないし、多くのボトルの水が水道水由来である」と。つまり、味の違いがわからないどころか、「出どころが一緒だった」ということですね。それを読むと、いやもういっそ水道水でいいや、となりますね。イギリスでペットボトルの水を買おうとしていて「イギリスでは水道水が飲めるよ。日本では飲めないの?」と聞かれたことがありました。確かにその通りですね。私も小さい頃は当たり前のように水道水を飲んでいました。学校で水筒のお茶がなくなったら水飲み場の水を飲むのが当たり前でしたし。今は、どうなんでしょう。

しかし、ボトルのお水の方がより衛生的な気がしませんか?

 根拠はないのですが、なんとなくボトル入りの水の方がより衛生的な気がするのです。もちろん、気のせいですけど。料理の水も水道水を使っていますし、米を研ぐにも水道水です。しかし、なぜでしょう飲み水になると水道水を冷やして飲む気にはなりません。残念ながら、ここにこうありました。”a quarter bottled water has significantly higher bacteria levels than tap water” ボトルの水の1/4は水道水よりも著しく高いバクテリアの水準であった、と。そうです。思い出しました。10年ほど前に、ある有名なペットボトルの水が「カビ混入」で回収になっていましたね。それで、余談ではありますが清涼飲料水も同じなのかと疑問に思ったので調べましたところ、リコールプラスというサイトにその他の回収情報がいろいろ載っていました。清涼飲料水のみならず、カビ混入は他にもありました。

 とはいえ「それでも私は炭酸水が飲みたい」という結論です。

 「大丈夫。死にはしない」

 

文学作品をまとめた漫画のこと。レビュー

ドリヤス工場/著『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』 (トーチコミックス)は、好き嫌いが分かれると思う作品

 私は、「ちょっとこれは強引すぎやしませんか?(笑)」と思いました。「短編集の中の1作品を1文でまとめます」ぐらい、10ページぐらいでまとめるってそんな感じです。例えるなら、レイモンド・カーヴァーの『大聖堂』は「妻の友達のいけすかない盲人がうちに来たのだけど、妻が寝てしまっている間に一緒に絵を描いたら夢中になっていた」というのと同じぐらい強引。やれやれ(村上春樹訳だけに)。

文体とかはあまり考えないにしても、全部を説明しきれませんし、読んだことがない人なら作品を誤解しそうだと思います。 

まんがで読破シリーズはわりと好き

 まんがで読破ぐらい長くないと、伝わらないと思うのですが、このシリーズでさえ作品のクオリティーにばらつきがあります。しかし私はわりと好きです。まんがで読破で読んでみて面白いと思ったら元の作品を読んでみたいと思う作品がいくつかありました。マルクスの『資本論』などは、きっと経済に詳しい人が読んだら「たった2冊の漫画で資本論は書けない」とおっしゃるでしょうけど、私は漫画にでもなっていなければこれは読まなかったなと思いましたのでよかったです。シェイクスピアなどは、元が短いのでまんがになっていても違和感なく読めました。 シェイクスピアも「漫画では伝えきれない」とか「原書じゃないとあの言葉遊びの面白さは理解できん」とか、あると思いますが、これぐらいの長さがあれば十分伝えるべきことは伝わるんじゃないかと思います。

『あさきゆめみし』を忘れてはいけない

 本格的に文学を漫画にしたというのは、この『あさきゆめみし』あたりが元祖なのではないかと思うほど、かなり古く、素晴らしい作品。美しい絵。鼻持ちならない光源氏。愛すべき末摘花。この本を読んで『源氏物語』が好きになった人と大嫌いになった人がいるのではないでしょうか。私は大嫌いになりました。それほど、登場人物が生き生きと描かれていてわかりやすい。美しいものは美しい。そして、憎らしいものは憎らしい。しかし長編漫画ぐらいの長さなので、まとめ系漫画ではないですね。

『マンガ日本の古典』(中公文庫)を読んでみたい

 これは、とても気になります。描いている漫画家が昭和の一斉を風靡した方々。それに、有名な本ばかりですし、学校で読まされたものもあります。懐かしいし、今読むには面倒くさい。家に日本古典文学大系があるのですが、さすがに今更全部読む気にはなりません。全訳が載っていないというのも、とても読みにくいです。これを全巻読んだら、また読んでみたいなんて思うかも知れません。しかし、全巻揃えるとわりとお金はかかりますね。みなさんは、漫画で文学を読む派でしょうか。

 

「量から質」という考え方

齋藤孝/著『原稿用紙十枚を書く力』を読みました

 「書く力がない人は、たいてい読む力もない」とありますが、原稿用紙10枚をすらすら書けるようになるにはかなりの訓練が必要だと思います。この本の中で「書く力」は「考える力」と書かれています。私がブログを書き始めた理由の一つは、「考える力を養いたいから」というのもあります。それゆえ、以前購入していたこの本を引っ張り出してもう一度読んでみる気になりました。この本は「書く力」だけでなく、さまざまなことに共通する「うまくこなしてものにする」エッセンスがつまっています。なぜなら、「書く力」も他の物事と同様、量をこなして伸ばしていく能力だからです。

 齋藤孝先生の本は以前数冊読んだことがありました。テレビや雑誌などでお見かけするいつも柔らかい優しい笑顔であふれる齋藤孝先生とは裏腹に、先生の著書の内容は意外にダイレクトで辛辣です。

「書くことはスポーツ」

 つまり、質より圧倒的な量をこなすこと。量をこなして質を上げていくという考え方ですね。これは、スポーツ以外の何にでも当てはまることです。学習もそうですし、何か上達したいなら1万時間やるべきとマルコム・グラッドウェルも著書『天才!成功する人々の法則』の中で述べています。いきなり10枚書くというのができなくても、毎日目標を決めて書き続けるということが推奨されています。

「引用力」

 「引用力」を上げるには、書くという前提で読み、最後まで読む必要もないのだと書かれています。そして久しぶりに見た「3色ボールペン」の登場です。懐かしい。昔3色ボールペンの本を出されていましたね。

「赤は重要な部分、青はまあまあ重要な部分、緑は個人的にいいと思った部分」

ロザンの宇治原さんや7回読みの山口真由さんはマーカー否定派ですけど、マーカーを一切引かない読み方というのは、おそらくかなり読み慣れた人に適しているのだと思います。さらに、音読によって文章の生命力がわかると書かれています。ご自身の著書を彷彿とさせる「声に出して読むこと」。こうして読んでいくと、どの著書にも根底に流れる内容に一貫性があり、主張が繋がってきますね。

「3つのキーコンセプトをつなぐ」

 原稿用紙2、3枚ならレジュメの作成など準備はいりませんが、10枚以上となるとレジュメを作って構成をしっかり組み立てていかなければなりません。「出来るだけ離れて重ならない3つのキーコンセプトをどうつないでいくかで、その人の能力が決まる」「その3つをつなぐラインが脳みそをつなぐラインであり、その人の個性である」のだと。

 しかし、あとがきで「質は高いけど、短い文章しか書けない人」よりも「量をこなせる人」を評価されているのは、それだけの量をこなし、実際に質の高い文章を書いていらしゃるからこそ、そのように感じていらっしゃるのだと思いました。量をこなして質を上げるということは、思考として健全だと思います。文章を書く人にも、書かない人にもおすすめの本です。

 

生徒のスカイプ英会話を通して気づいたこと

英語になると挨拶が出てこないという謎

 スカイプ英会話を塾で導入している私が、生徒さんを見ていて気になったことを今日は少し書いてみたいと思います。社会人として気になったのは、彼らは「ハロー」と話しかけられてすぐに挨拶をしないことです。これは、会話力の問題なのだろうか、と。それに気づいた私は、「挨拶をしてくださいね」「ハローって言われたら、ハローって言ってね」「先生の名前を挨拶のあとに呼んであげてね」と打ち合わせをしたにも関わらず、「ハロー」の後、挨拶をすぐには返さない。そして挨拶の声がまた小さい。これは、みんなに共通しています。

 慣れと言われれば慣れですが、習慣づけていった方がいいなぁと思いました。社会に出ると、扉が開いたら反射的に挨拶をしろと言う会社もありますし、とにかく挨拶をするのはどの会社も基本です。おそらく彼らも部活の先輩に対しては、気配を感じたら即座に挨拶をするという文化をお持ちなのではないかと思います。しかし、英会話になるととっさに挨拶がでてこない。言語が変わるとルールがリセットされているようです。まだ、塾もスカイプ英会話も始まったばかりなので、もうしばらく様子を見る必要がありますが。大きな声で挨拶を即答できるだけでも、中高生ならおそらく「かなり会話が上手い人」の印象になると思います。ひょっとして、日本語でも中高生は大きな声で挨拶しないんだろうか。その可能性もありますね。学校では、よく英語でプレゼンをする課題が出されているのは知っていますが、プレゼンを学ぶ前に外国人に挨拶をする度胸を学んだ方がいい。

間違ってもいいから即答することを学んだ方がいい。

そして、気遣いを学んだ方がいい。

「外国人に話しかけられて答えられなくて悔しかった」「恥ずかしかった」という話をよく耳にしますが、話しかける側も、ずっと黙っている日本人には、どう話しかけていいのかわからなくなってくるんじゃないかな。

 

選択の本質は捨てるほうにある

長沼毅/著『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』(クロスメディア・パブリシング)を読みました

 この本は、まえがきにある通り「脳に振り回されずに生きる方法」を科学的に書いた本です。人間の脳は、進化の過程で直立二足歩行をし、進化して知性を発達させて「楽をする」という動物としての体の欲求に背いてしまうというトラブルを抱えています。自分に向かないことをやっているケースと環境に合わないケースというのが、日々疲れている人にみられるということが書かれていました。本書では、そいういったことから解放される方法がいろいろと書かれていて面白くさらっと読めました。

わりと、脳が疲れているのは目の疲れと相関関係があるかもね

 「脳から出ている神経の1/3は目につながっている」というのは、なんだか面白い話でした。目が疲れると、頭が疲れた気がしますね。動物はどちらかというと聴覚や嗅覚が優勢だったりしますもんね。うちの犬は、あまり視覚がすぐれていなくて、特に遠くに投げたおやつなんかは、近くの地面をにおいを嗅いで探し回るんですが、途中で諦めます。明らかに視覚は弱いと思いましたが嗅覚も、ちょっと怪しいです。かわいいから許す。

動物界では無理をしないで死ぬときは死ぬというまっとうな考え方

 つまり、無理をしないで淡々と生きること。辛いときは、ストレスから逃れること。それは大事なことです。つらいことに向き合うにしても、その先にはいいことが待っていると。わかっていても、なかなかそんなに飄々と生きることはできませんが。「勝つまで負ける」とか「負けは負け、失敗は失敗と認めないと、同じことの繰り返しになります」という考え方は共感できます。動物もエサが取れなければ延々と同じ方法をバカみたいに繰り返して決してくじけないというのは、見習うべき。これは人間が忘れがちなことだと思います。

やる理由はある、やらない理由はない

 耳が痛い(笑)。我々はやらない理由をいくつも並べますが、やる理由はひとつ。頑張るためには、周りの人の力を借りることを提案されていました。そして、選択するのは沢山の中からひとつを選ぶということのようですが、選択の本質は捨てることにあるということも述べられています。やってもやらなくても結果的には後悔するのだからやって後悔したほうがいい、と。わりと、社会とか集団については、淡々と「ただ人が集まっているだけの場」と書かれていて、若い頃はその集団に振り回されて一喜一憂することが多かったのですが、確かにその通りだなぁと思います。学校でいじめられている子供なんかも、ただ地域にたまたま住んでいただけの人が集まっているだけだから、合わせる必要もないし、そもそも学校は必要がなければそんなに毎日行かなくてもいいぐらいに思えてきます。

 この本の著者は、脳科学者ではなく生物、生態学者なので、脳科学ではなく動物と人間という視点で書かれています。動物界で、動物ならこのように行動する。人間も、このように生きてはどうかということがいくつも書かれていて、その視点の面白さととにかく一歩引いた冷静な目で人間という動物を語っているところがよかったです。読みやすい。

 

 

脳髄は物を考える処に非ず

英検1級の『文で覚える英単語』を読んで考えたこと

 「脳髄は物を考える処に非ず」というのは、夢野久作の『ドグラ・マグラ』の一節ですが、今日は我々がなぜ脂肪分の多いジャンクフードなどを好んで食べるのかについて書かれたトピックを見て「なるほど」と思ったことをメモしておきます。語学系のテストで、長文がいくつもあるととても面倒だと思うのですが、大学入試の問題や模試の問題などはとてもよく厳選されていて面白い記事の抜粋があります。英検もそうです。『文単』は、単語帳の一種なので、とても短い英文がいくつもあるわけですが、1ページにも満たない短い文の中に、興味深いことも書かれています。ただ、覚えるだけじゃなくて文章が楽しめるのはとてもいいと思います。あまり、文章で単語を覚えるのは効率がいいのかどうかはわかりませんが、たくさんの単語を素早く何度も繰り返して覚えるのと同時に文章でも確認するのは記憶に定着しやすいと思います。このトピックは「環境・食料」カテゴリーの中にありました。

 ここで書かれていたのは、脂肪が多い食べ物の誘惑に屈してしまうのは、我々の体内に「第二の脳」が存在するからということでした。「第二の脳」とはもちろん腸のことです。「腸神経系(Enteric Nervous System)は脳の1/1000の数のニューロンから成っているのに脳とは関係なく強力なメッセージを私たちに送る」「胃腸(gut)は脳のいかなる抑制とも関係なく活動できる」というコロンビア大学のマイケル・ガーション教授の言葉が引用されています。

 悲しいときにやけ食いをするのはよく聞く話ですが、脂肪分を多く含む食事はセロトニンの分泌を促すからで、ようするにそのセロトニンが悲しみを軽減するということなのです。なるほど、ストレスが溜まったときに脂肪の多い食事をとるとストレスが軽減されるということだったのかとちょっと納得してしまいました。

 知らず識らずのうちについ食べすぎてしまって、明日から気をつけようなどと毎日反省するわけですけども、甘いものと脂肪はやめられません。頭ではわかっていても、体内でこういうことが起こっていたから脂肪がやめられなかったんですね。

 

海外で喜ばれる日本のお土産

実用的で安価な物の代表格は包丁

 これは、自分が海外に行くときに持って行きたい物でもあります。場所を取らない下敷きのようなまな板も一緒に持って行きたいところです。海外の包丁が切れないのか、日本の包丁が切れすぎるのか、切れ味がまったく違います。料理をするご家庭ではとても喜ばれると思います。

 日本のスーパーで買い物をしたらドイツ製の包丁を安く買えるシールをくれるというありがたいのかありがたくないのかよくわからない特典がついてくるので、ドイツではいい包丁が手に入るのかも知れませんが。

 少なくともイギリスやイタリアでは、日本のホームセンターに売られている手頃な包丁より切れる包丁を見たことがありませんでした。探せばあるのかも知れませんけど。京セラのセラミック包丁なんかも、とても喜ばれます。ただし、初対面の人にいきなり包丁というのは、ちょっと難易度が高い気がします。黄色いジャージを着て「ハットリハンゾーさーん」と言いながら渡す度胸があればそれもいいでしょう。ただし、『キル・ビル』を観たことがない人にそんなことをしても、いろんな意味であぶない日本人にしか見えませんので注意が必要です。

 そして、手荷物に入れていると当然空港で没収されますので、スーツケースなどに入れて預けましょう。

100均工具もおすすめ

 外国の人はなんでも自分で修理したり取り付けたりしていますから、工具なんかはすごく喜ばれると思います。おそらく、みなさんも100均の工具売り場で外国人が真剣に何かを選んでいるのを見かけたことがあるかも知れません。100均じゃなくても安くていいものはあると思います。残念なことに、私が詳しくないということでこれ以上詳しくは書けません。ただ、DIY好きの男性は喜んで買っていました。

 

日本通ならウォシュレット

 もう、ここまで来るとお土産の域を超えています。しかし、日本通なら忘れられない快適さ。これはきっと喜んでもらえます。田舎の人なら、取り付けたら近所の友達がその日本が誇るハイテクノロジーを見にくるに違いありません。ただし、これは変圧器が必要ですし、トイレのサイズも合わないので、余程日本サイズのトイレが手に入る環境の人でないと難しいですね。

ハロー・キティーやアニメのキャラクター・グッズ

 世界中にファンがいます。小さい子がいらっしゃるならハロー・キティーの物がいいと思います。ヴェネツィアにもキティーちゃんのお店があってびっくりしました。あの風情ある土地に合わないことときたら(笑)。

 アニメ・グッズなんかもフランス、イタリアでは喜ばれると思います。イギリスでは、どちらかというとアニメより日本映画の方が有名なんじゃないかという印象。『デス・ノート』とかは実写版が有名です。だからといって、黒い表紙のノートをお土産にすると真っ先に名前を書かれてしまうことでしょう。

便利な文具

 普段使う文具は、使えるし安いし小さいので持って行きやすいです。日本の文化を伝えるには、折り紙なんかもいいですけど、実用的なmtのカラフルなマスキングテープも海外では人気です。海外でもマステは和紙テープと呼ばれていてAmazonでも普通に手に入るのでわざわざ持っていくというのもどうかという気はします。ちなみに、あのmtシリーズをつくっている会社は、もともとハエ取り紙を作っていたんですよね。

日本のお菓子

 キャンディ類、グミ、漬物系おつまみ(外国にもピクルスがあるので意外に好まれる)など。お菓子じゃないんですけど、カルピスみたいなものはあまり見かけないのでわりと喜ばれると思います。

 好みには個人差がありますので、まったく喜ばれないかも知れませんが、だいたいこんなものかなと思うものを挙げてみました。東洋人はまた好みが変わってくると思いますし、特に韓国の方々は手に入るものが多いでしょうから、ご本人に好みを聞いてからがいいと思います。台湾の友人は、日本に行ったら日本のラーメンが食べたいと言っていたので、有名なラーメン店が出しているラーメンのセットなんかもよさそうだなぁと思いました。夏休みでもありますし、今日はお土産について書いてみました。

 

Amazon kindle, audible, 紙の本,結局どれがいいんですか論争

あれこれ買ったわりに、使っているのはPCとiPad

 頭に残りやすいのは紙の本。でも、ダウンロードしていつでもどこでも読めるし少し安いしかさばらないのは電子書籍。できればもっと快適にたくさん無理なく本を読みたい。誰もがそう思い、誰もが迷うところではないでしょうか。理解度でいくと紙最強と言われて、「じゃあ、紙の本で」とはならないですよね。Amazon kindle本体も初期のモデルよりはかなり値を下げて来ていますし、コンテンツも増えています。みなさん、紙の本と電子書籍をうまく使い分けていらっしゃるのではないかと思うのですがどうでしょうか。高校生ぐらいまでは、支払いの関係上まだ紙優勢なんでしょうかね。

 紙の本は確かに読んだ実感があります。本の匂いも落ち着きます。でも、いつでもどこでも多読派の人には電子書籍、特に読み捨てのような流行りの本と青空文庫になっているものは電子書籍で十分なんじゃないでしょうか。

 私は、できれば読みやすかったらすべて電子書籍に変えたいぐらいなのです。紙の本は汚れる、傷む、嵩張る、灼けるからです。私は無精なので物を増やしたくないというのが最大の悩みなのですが、テキスト類などはどうしても紙じゃないと扱いにくいですから娯楽用の本や5年後には古くなるHow to本のようなものはなるべく電子書籍で済ませたいです。それに前にも書きました「表紙の表紙がパタパタする」という紙の本特有の「戦い」もあります。

 でもどうしても慣れないのは、電子書籍を読んでいて感じる、あの平面的で冷たい感じとどこまで読んでも読み進んでいる感じのなさですね。読み上げ機能もありますが、読み上げ機能よりはオーディブルの方が好きです。

 ただし、オーディブルを運転中に聴いていると、読み上げるスピードが思考時間より「遅い」というイライラが生じます。特に、運転しているという物理的に体感する「速さ」とのズレが大きいから余計にそう感じるのかも知れませんが。倍速にすると今度は「聞き取りづらい」と、さらにイライラが増してきます。

 しかし、最近はパソコンを使って読むとかなり自分にとっては快適に読めるということがわかりました。これは、本当に好みなので万人に向くかどうかはわかりません。私は、kindle3、HD6、paper whiteの3つを持っていて、結局どれもあまり活用していません。明らかにHD6がこの中では好みなんですが、重いのが欠点です。

 結局、手に持たずに快適に読むにはPCが一番で、画面も見慣れていることだし、結局これだなと思うようになりました。

 そんなことなら特別にkindleを買うことはなかったなと思ったのですが、kindleを所有されている方々はどうなのでしょう。私は、周りでkindleを使っている人を見たことがありませんし、電車でkindleを使って読んでいる人を見たこともありません。一度だけ病院で楽天koboらしき物でなにかを読んでいる人を見かけました。スマホで読んでいる人の方が多いのかも知れませんが、他人のスマホを覗くのはマナー違反のような気がして、みなさんがどうやって読んでいらっしゃるのだろうかと、ちょっと気になったりするのですよ。でも、確実に、電子書籍端末は売れているわけで、所有者はかなりの数にのぼるのですよね。

 逆にこれからは、紙の本が電子端末に寄せてきたりして。そうすれば、やっぱりそっちを買っちゃいそうな気がします。そして、また同じように後悔しそう。なんやかんやで。今日の話にはオチがありませんでした。

 

『チャンクで英単語Basic』評ー学校で買わされる単語帳の代表格かも知れないので、小声で言ってみる批判

『チャンクで英単語』が問題なのではない。Basicでは、対応できないのでは?

 高校では大抵英単語帳を配られていますが、生徒さんが夏休みの課題に苦戦していたようだったので、ちょっと中を見ていき、やはり問題は単語だなぁと思ったので、単語帳について今日は書いていこうと思います。

 昨日気づいたのは、夏休みのワークブックが普段使っている単語帳のレベルと全然合っていないという点です。全国的に見て、クラウンの『チャンクで英単語』を使っている学校は多いと思いますし、悪い単語帳でもないと思います。しかし、高校1年生でBasicを使用するということに疑問を感じました。夏休みの課題をスムーズに読むには最初からstandardレベルや『ターゲット1400』『システム英単語ベーシック』あたりから始めるのが妥当なのではないかと。問題は、中学ではほとんどの学習を文法学習にあてられ単語はあまり覚えなくてもいいという風潮ですね。都会ではそうでもないのかも知れませんが、単語をあまり覚えなくても高校入試に対応できてしまうので、あまり単語を知らないまま急に『ターゲット』や『シス単』に移行すると難しすぎて挫折ということは考えられます。しかし、昨日のワークブックには『チャンクで英単語ベーシック』でカバーできない単語が多かったので、これはワークの選択ミスというより単語帳選択の誤りではないかと思いました。

 学習塾に通っている生徒さんは、レベルに応じて別の単語帳を持っていると思います。しかし、学校はすべての生徒さんに同じ単語帳を渡すことになりますので、不幸にもレベルが合わなかった生徒さんたちは独自に何らかの形でそれを埋めていく必要があるのです。夏休みのワークでそうなのだから、2年に上がったときに試験が急に難しくなったと感じるのは当たり前だと思います。単語の意味や解説が書いてある参考書のような作りになっていなければ、生徒はずっと辞書を引きながら問題を解くことになりますので、時間の無駄だと思います。これでは、インプットなしにアウトプットする作業のように見えてしまうからです。

 

 『チャンクで英単語』のいいところ、悪いところ

◇ よいところ

・ チャンク(かたまり)で単語を覚えるという発想がよい

・ とても見やすい

・ 枠外に、コラム(派生語や用法、構文など)が載っている

◇ 悪いところ

・『シス単』はベーシックと合わせても2冊なのに『チャンク』は3冊。

・ 単語をもっと深く知るなら『鉄壁』が詳しい。なんか中途半端。

・ そもそもこのレベルの単語を覚えていない生徒にチャンクで覚えさせるという無駄

 あくまでも、個人的な意見ですのでこれが使いやすい人はこれを使って是非学習して欲しいと思います。ちゃんと3冊やったらとても身につくと思います。しかし、大抵の場合、途中で英語の先生が代わったり、standard辺りまでは面倒を見てもらえるけど、「その後は自分でやってね」と放置されるのであれば、計画的に単語を覚えていかないと大学入試英語には対応できないと思います。ターゲットやシス単を使っている人でもその後『リンガメタリカ』や『アカデミック』などを覚える方がいらっしゃると思います。分野別単語帳までやれるならやった方がいいと思います。

『チャンクで英単語』の中途半端な印象

 何を上から偉そうにと思われるかも知れませんが、これは上から目線の意見ではなくどちらかというと下から目線ということで、冷静に考えて読んでくだされば幸いです。私は学習能力が低いので、これでは効率よく学べない自信があります。

 私が、中途半端だと思ったのは、チャンクなら『シス単』、単語をもっと詳しく解説したものは『鉄壁』があるので、それに比べればどうしても見劣りするということです。イディオムならイディオム集を使った方がいいのではないかと。大抵の場合、単語が覚えられない人はかたまりになって3語4語に増えた時点で覚える気が失せるのではないでしょうか。それに、どの単語帳でも見出し語の単語を使った例文はたいてい載っています。

 そして、全体的にごちゃごちゃしているので、『ターゲット』のように“ごりごり何周もまわして一気に単語のみを覚える”という作業に不向きです。左端に英単語が来ておらず、右のとじ部側に英単語が並んでいて、折って使うことができないのも折って使いたい人には使いづらいと思います。

 そんなわけで、批判めいたことを書いてしまいましたが、単語帳は好みがありますし、当然3冊くまなく覚えたら間違いなく単語力はつくはずです。ただ、学校で使われている教材よりも明らかに易しい単語しか載っていなければ学校指定プラスαのことをやる必要がありますので、Basicを高1でやるというのもどうかと思って小声でつぶやいてみました。

 私は、個人的に「英検準1級を高3までに取る」ということをお勧めしているので、被りが少ないと思う点で、ターゲット→パス単準1級の順に覚えていくのがいいのではないかと思っています。英検やTOEICを受験するなら“それ用”のテキストを使った方が効率的です。難関私大や、クセのある問題を出してくる大学を受験するのであれば単語帳はよく考えて選んだ方がいいですよ。