実用的で安価な物の代表格は包丁
これは、自分が海外に行くときに持って行きたい物でもあります。場所を取らない下敷きのようなまな板も一緒に持って行きたいところです。海外の包丁が切れないのか、日本の包丁が切れすぎるのか、切れ味がまったく違います。料理をするご家庭ではとても喜ばれると思います。
日本のスーパーで買い物をしたらドイツ製の包丁を安く買えるシールをくれるというありがたいのかありがたくないのかよくわからない特典がついてくるので、ドイツではいい包丁が手に入るのかも知れませんが。
少なくともイギリスやイタリアでは、日本のホームセンターに売られている手頃な包丁より切れる包丁を見たことがありませんでした。探せばあるのかも知れませんけど。京セラのセラミック包丁なんかも、とても喜ばれます。ただし、初対面の人にいきなり包丁というのは、ちょっと難易度が高い気がします。黄色いジャージを着て「ハットリハンゾーさーん」と言いながら渡す度胸があればそれもいいでしょう。ただし、『キル・ビル』を観たことがない人にそんなことをしても、いろんな意味であぶない日本人にしか見えませんので注意が必要です。
そして、手荷物に入れていると当然空港で没収されますので、スーツケースなどに入れて預けましょう。
100均工具もおすすめ
外国の人はなんでも自分で修理したり取り付けたりしていますから、工具なんかはすごく喜ばれると思います。おそらく、みなさんも100均の工具売り場で外国人が真剣に何かを選んでいるのを見かけたことがあるかも知れません。100均じゃなくても安くていいものはあると思います。残念なことに、私が詳しくないということでこれ以上詳しくは書けません。ただ、DIY好きの男性は喜んで買っていました。
日本通ならウォシュレット
もう、ここまで来るとお土産の域を超えています。しかし、日本通なら忘れられない快適さ。これはきっと喜んでもらえます。田舎の人なら、取り付けたら近所の友達がその日本が誇るハイテクノロジーを見にくるに違いありません。ただし、これは変圧器が必要ですし、トイレのサイズも合わないので、余程日本サイズのトイレが手に入る環境の人でないと難しいですね。
ハロー・キティーやアニメのキャラクター・グッズ
世界中にファンがいます。小さい子がいらっしゃるならハロー・キティーの物がいいと思います。ヴェネツィアにもキティーちゃんのお店があってびっくりしました。あの風情ある土地に合わないことときたら(笑)。
アニメ・グッズなんかもフランス、イタリアでは喜ばれると思います。イギリスでは、どちらかというとアニメより日本映画の方が有名なんじゃないかという印象。『デス・ノート』とかは実写版が有名です。だからといって、黒い表紙のノートをお土産にすると真っ先に名前を書かれてしまうことでしょう。
便利な文具
普段使う文具は、使えるし安いし小さいので持って行きやすいです。日本の文化を伝えるには、折り紙なんかもいいですけど、実用的なmtのカラフルなマスキングテープも海外では人気です。海外でもマステは和紙テープと呼ばれていてAmazonでも普通に手に入るのでわざわざ持っていくというのもどうかという気はします。ちなみに、あのmtシリーズをつくっている会社は、もともとハエ取り紙を作っていたんですよね。
日本のお菓子
キャンディ類、グミ、漬物系おつまみ(外国にもピクルスがあるので意外に好まれる)など。お菓子じゃないんですけど、カルピスみたいなものはあまり見かけないのでわりと喜ばれると思います。
好みには個人差がありますので、まったく喜ばれないかも知れませんが、だいたいこんなものかなと思うものを挙げてみました。東洋人はまた好みが変わってくると思いますし、特に韓国の方々は手に入るものが多いでしょうから、ご本人に好みを聞いてからがいいと思います。台湾の友人は、日本に行ったら日本のラーメンが食べたいと言っていたので、有名なラーメン店が出しているラーメンのセットなんかもよさそうだなぁと思いました。夏休みでもありますし、今日はお土産について書いてみました。