模試の使い方を考える

 もうすぐ佐賀県では第2回県下一斉模試があります。当塾でも模試の過去問を使って対策し、模試の解き直しをして次の模試に備える方法を考えます。どのようにして学習していけば模試を有効に活用できるでしょうか。学習方法に正解はありませんが、あくまで一例として軽く読んでいただければと思います。基本的にセンター対策などにも応用できますので参考にしていただければ幸いです。

準備編

 はじめに、友達をたくさん用意します(笑)。なるべくたくさんいた方がいいです。できれば友達の友達のそのまた友達あたりまで声をかけて県模試の過去問を持っている人が友達にいないか尋ねます。この時点でかなり友達の輪が広がりました(笑)。あとは、友達の情報収拾能力に期待しましょう。本人が持っていたらラッキーですが、とにかく誰かが「それなら塾でもらった」とか「兄弟がファイリングしていた」とか「その辺に落ちていた」とかいうまでひたすら尋ねます。そして、見つかったらその友達には親切にしてあげて感謝しながら慎んでコピーを取らせていただきましょう。

 次に、目標点を決めます。それから、模範解答の配点を大問1〜6まで書き出します。そこに、目標点から確実に得点できそうな大問、自信のない大問などを考慮しながら点数を割り振っていきます。ここで、自分の描いていた漠然とした目標が明確な点数としてイメージできるはずです。さらに、時間配分を割り振っていきます。ここで、大抵の模試では前半に発音アクセント、文法、会話のような流れが確認できると思います。そして、配点を見ると最後の方にある大問5、6の長文の配点がとても高いことに気がつくと思います。過去問を見て時間が足りなくなる可能性があると思ったら、大問5、6から本番は解いていきます。大丈夫そうなら、頭から解きましょう。発音アクセントから5、6に飛んでもかまいません。時間を計って解くとどこで時間がかかるのかが大体わかると思います。一通り解いてみて、思ったほど点数が取れていなかったらどこに問題があるのかを見て対策していきます。

テストが終わったら

 どこで間違ったかをもう一度見直し、解き直しをします。学校によっては解き直しをして提出しないといけないところもあると思います。提出が終わったら、自分の復習用、後輩、兄弟姉妹のために問題用紙の書き込みを消してコピーをとって保存します。発音アクセントや文法問題はとても似ていますので、復習用にはとてもいいと思います。それから、県模試の英作文は同じ文法を問うものが数年連続で出ていることがあるので、持っておくと誰かのために役に立つでしょう。

まとめ

 模試は、過去問を解いておくとおかないとでは、結果がまったく違ってきます。だから、なりふり構わず過去問を持っている人を探してみましょう。

 試験とは、

 「人脈!」

 

  頑張りましょう。

 

 

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