昨日に引き続き、本日は導入塾から見たすららネットのいいところ、悪いところを書いていこうと思います。すららネットって、みなさん知っていますか?ネットを使って学習するスタイルはかなり浸透して来ましたが、「何が違うのかよくわからないし、どれも似たり寄ったりだったら有名なやつにしとこうかな?」とか、「カリスマ講師が説明してくれるのにしよう」とか、「安ければなんでもいい」とか、思うところはあると思います。まず、安ければなんでもいいという人は、まずは学校をうまく使いこなすことが大事だと思います。学校教材や宿題をやって、市販テキストを買って解いてみるのもいいと思います。では、「カリスマ講師」がCMをやっているような「配信型教材」と、どのように違うのかを説明したいと思います。
配信型教材とすららネットの違い
まず、配信型教材のメリットは、
①かなりハイレベルな内容にも対応している
②遠くの予備校まで行く必要がない
③スタディ・サプリのように、安いものもある
④大学受験に対応しているものが多い
そして、デメリットですが、
①講師によって質にばらつきがある
②黙って授業を聞いていると、ぼんやりしてしまうことがある
③直接質問できない、あるいはサポートしてくれる人の能力にばらつきがある
④安い教材もあるが、一般的に高い
では、すららネットのメリットは
①受け身の授業ではないため、眠くなったりぼんやりしたりすることが少ない
②学習困難者にもわかりやすく、学習者のレベルに合わせた問題を出してくれる
③解いた問題のデータの記録が残るため、データ分析がしやすい
④アニメが説明し、ドリルで演習するので、指導力のばらつきがでるような類のものではない。
すららネットのデメリット
①あまり高度な内容に対応していない
②デザインが古い
③遅い、バグが発生することがある
④ゲーミフィケーションを謳っているが、ゲーム性が低く、依存性、中毒性がほぼない
と、意外と致命的なデメリット「遅い」ということを書きました。しかし、スキップする機能がありますし、現在も改良されてきている部分もあります。
まとめ
すららネットは、実際にパソコンに解答を入力していく教材なので、受け身の教材ではないです。どちらかというと、大学受験などのレベルに対応していないですが、基礎がどこかの時点でわからなくなってしまった人がさかのぼって学習したり、レクチャーに従って手を動かしてどんどん先に進みたい小・中学性などに向いている教材だと思います。つまり、今どれぐらいの学年にいるかで随分変わってくると思います。実際、高校生には人気がないと思います。すららネットを効果的に使うなら小・中学性の間ですね。レクチャーを聴いて、どこまで先取り学習できるかで、その効果がまったく違うものになると思います。