お金が好きな女、金離れが進む若者?

 確かに、貧乏な人よりはお金持ちが好きなんでしょうけど、結論から言うと、すべての女性がお金持ちの男性を好む訳ではありません。普通に生活できれば問題ないと大抵の女性は思っているのではないでしょうか。

 先日、中学生が将来の職業について語っていたので、詳しくきいてみると、「稼げる職業がいい」とのことでした。目標や稼ぐ手段が明確でしっかりしているなぁと思いながら聞いておりましたが「もっと稼げる職業もあるのではないか」と言ったら、「あんまり稼ぐとお嫁さんが大変」というので、お嫁さんがどう大変なのか聞いてみました。どうやら「金目当ての女の人が近づいてくる」という心配をしていたようでした。男の子というのは、メディアの影響なのか「すべての女性は金持ちの男性が好き」だと思っているようです。

 「女は乞食か(笑)」

だから、私は言いました。「自分よりもっと稼いでる女の人を見つけて一緒に稼げばいいじゃない」と。

 とはいえ、「まあまあ稼いで、大金持ちにはなりたくない」という男の子が非常に多いような気がします。以前、高校生が、「長生きしたくない」「早く死なないと奥さんと子供に線路に置き去りにされる」と、ちょっと意味不明なことを言っていました。おそらく彼も女性が金目当てで結婚して、役目を果たすと夫を線路に置き去りにするということを想像していたようです。

 「それは殺人ですし、犯罪です」

 彼ら二人に共通するのは「女性は、金目当てで男性と付き合う」という誤った考えです。「紀州のドンファン事件」みたいに下品な(おっと、Sorry)お金の使い方でもしない限り、女性がお金目当てに寄ってくるということはないと思いますが。

若者のお金離れが進んでいるらしい

 BLOGOSというサイトに、若者のお金離れについて書かれた記事があって、ネットの影響でお金離れが進んでいるんだとか。ネットで「ちょこちょこ買い」をするので、欲求が満たされているというもの。それもどうなのか。確かにネットは便利だから、私もいっそアマ◯ンに住んでしまいたいと思うぐらいネット通販のヘビーユーザーなのですけど。それはちょっとどうかと私は思ったのです。それは、根本的に違う気がします。もし、もっと景気の良かったバブル期にすでにネット通販があったとしたら、ますます購買意欲が高まって、みんなネット以外でも散財していたのではないかということが想像できます。実際、中国の人の爆買いなんか、ネットがすでに普及してからのことでしょう。

結局、お金ないんじゃないのかという説が有力な気が…

 最近では、ミニマリストとかちょっと前ですと、コンマリさんのお片づけが流行ってました。収入を増やすか物を減らすかいずれかの選択を迫られると、どちらが現実的かということですね。結果、物を減らす方を取る、ということなんじゃないかと思います。コンマリさんは「ときめいたものを取っておく」と言っていますが、ミニマリストはときめいても捨てる派なんでしょうか。それはそれで潔いと思いますが、不便そうで私は真似できません。

 中学生は、さらに「タブレットが欲しいけど、貯金をするのが好きだから、あえて買いたいとは思わない」と言っていました。現実的というか、逆に物が豊かだからこそ、あまり物に執着がなくなってきているのかもしれませんね。

心配ご無用

 お金に群がってくる女性は、お金しか持っていない男性をターゲットにするので、お金以外を持っている人は大丈夫です。タブレットが欲しいんだったら買ってください。

 

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