「おじさん系雑誌」のオンライン版で学ぶ、効率よく学習する方法

 私が勝手に「おじさん系雑誌」と呼んでいる雑誌には、若者や受験生などに役に立つ情報が満載であったりします。中でも効率よく学ぶ学習法などがよく載っているのは、ビジネスマンは資格を取得したり、短い時間で効率よく仕事をするためにそういった雑誌を読むからなんだと思います。『東洋経済』や『プレジデント』などは、銀行や歯医者さんの待合室などにも置いてありますが、受験生がそうしょっちゅう銀行や歯医者さんに入り浸っているとも思えないので、オンライン版をときどき読むことをお勧めします。最近、長時間勉強しているのに、定着しないという悩みを聞きました。「もっと効率よく学習できたら」ということですよね。それについて、「おじさん系」では、どのように書かれているか、ちょっと調べてみました。

5分で覚える人と徹夜してもダメな人の違い

 なかなか刺激的なタイトルですが、プレジデントオンラインの記事です。これは、7回読みで有名な東大首席卒業の山口真由さんのインタビューをまとめたものです。

 「無理をする勉強法は、最も効率の悪いやり方です。人の記憶というのは、脳に負荷をかけて無理やり詰め込んでも定着しない」しっかり覚えたいなら、「短時間の覚える作業を、日を置いて数回繰り返す」「覚える情報を何らかの個人的な体験と結びつけて覚えやすくする」ということが書かれています。

 やはり、無理をして徹夜しても作業しているだけで頭は働かないんでしょうね。

物覚えがいいのは、早歩きの人

 これは「東洋経済」の記事。この記事では、持久力系トレーニングをしたグループの海馬が大きくなっていたと書かれています。それから、これを言ってしまえば身も蓋もないんですけど、「1日10時間勉強してもダメな子」の本質的理由ーひたすら「書いて覚える」の危険なワナという、なかなか辛辣なタイトルの記事。これも東洋経済に書かれています。そこで言われているのが、間違った勉強法は

1.テストに出ない問題集をやっている(これはいかーん)

2.問題集を1回しかやっていない(間に合わない人にありがち)

3.新出単語や新出漢字を覚えることから試験勉強を始める(え?だめなの?)

4.問題集をたくさんやろうとする(学習塾や学校が1冊を徹底的にとよく言っているのを聞きますね。ようするに、これも反復です)

5.いきなり覚えようとする(全体を把握して構造化しろと)

まとめ

 だいたい世間一般でいわれていることと大差はないのですが、キーワードは「反復」「運動」「集中」ですね。うすうす気づいていたけど、運動しないと覚えられないというのは、ある。

 

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