リスニングってどうやって学習するの?という疑問に答えていくよ

また前回の投稿からかなり時間が経ってしまいました。今回は、リスニングについて書いていきたいと思います。「リスニングって、繰り返し聴いていれば聴けるようになるのかな?」「繰り返し聴いているのに、点数が伸びない」とか、いろんな疑問があると思います。でも、あまり学校で「リスニングはこうしてください」と指導されることなく、ただ教材を何となく渡されていたりしませんか?ここでは、どうやって学習していくかを考えていきます。

2回聴けば内容がわかる場合

英検2級レベルくらいまでは、リスニングが得意な人が多いのではないかと思いますが、英検準1級になると、リスニングが難しくなってきますよね。でも、2回繰り返せば大抵正解できるという場合は、聞き慣れるだけで解けるようになってくるので、一定期間集中して試験に応じたリスニング教材(過去問)を学習するといいと思います。

何回聴いても内容が入ってこない人は…..

そうは言っても「自分は何回聴いてもまったくわからんのです」という人もいらっしゃると思うのです(そういう状況だから、このサイトに辿り着いたのかもしれません。違うかな)。そういう場合は、一度スクリプトを確認してみてください。「スクリプトを見たらすべて内容が頭に入ってくる」しかも、「かなり早いスピードで読める」というのであれば、音がくっついたり、発音されなかったりする「音の変化」が理解できていないのかもしれません。音が原因なら、ディクテーションをやってみるのがおすすめです。

「スクリプトを見てもわからなかった人」は?

スクリプトを見てわからないということは、つまり、「読めていない」ということですから、読解の訓練が必要になってくるわけです。「読む」行為は、目を使って内容を理解しますが、「聴く」行為は、耳を使って内容を理解することなので、最終的にやっていく訓練方法というのは一緒なのです。「繰り返し聞いていればいつか聞こえてくるようになる」と信じて流しっぱなしで英語を聴いているだけでは、残念だけど聞き取れるようにはなりません。じゃ、どうする?

結論:読解の訓練をしてみましょう

まずは、今解いている読解問題やスクリプトに出てくる単語やイディオムなどが覚えられているかどうかをチェックしてみてください。もし、1文を読んで毎回知らない単語があるなら、きっと読むのに苦戦するはずです。いずれ覚えないといけないので、後回しにせず、今から覚えていかれるといいですよ。単語は、1語1義でひとまず覚えることをおすすめします。これを読んでいる人がどのレベルにあるかによると思いますが、中学単語までは綴りを覚えないといけません。「書いてください!」。時代に逆行してる?とりあえず、中学単語までです。どうしても覚えられない人こそ書いて覚えた方がいいですよ。1回に覚える量は、100語くくりです。「でも、どうやって?」という人には、「単語の覚え方」を近日中にアップする予定ですので、そちらを参考にしてみてください。100語1語1義で覚えながら、文で確認して覚えていきます。英検でいうと、「パス単」を短期間で覚えて(とりあえず見たことがない状態から脱するためです)「文単」で使い方を確認しながら聞いて音読して覚えるという感じですね。「単語が並んでいるだけの単語帳で覚えない方がいい」とか「文で覚えた方がいい」という人もいます。そっちが向いている人もいますが、その人たちは「潜在的に能力が高い人」であったり「英語を長時間学習してもつらくない人」であったりします。大抵、単語レベルでつらい思いをする人が単語を文中で覚えるのは、挫折の元になりかねないので、あまりおすすめできません。

単語の覚え方や読解問題学習についてはまた別の記事に書いていきます。

まとめ

・2回聴けばわかるレベルの人は、試験の過去問などを聞いてから試験にのぞむ

・何回聴いても聞き取れない人は、まず音が聞き取れるようにディクテーションをしてみる

・スクリプトを見てもそもそも理解できない人は、読解訓練をする(→読解訓練の方法は、また後日!)

今日は、そんな感じ。じゃあね、さいなら。

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